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歴史に淘汰されてしまった名書について
では歴史に淘汰された書籍は全部一級品の資格はなかったのか?
そのような質問も受けたので答えさせていただくと、
歴史の淘汰だけじゃなくて、
発禁された一級品だってあります。
代表的なジャンルは錬金術です。
あれっていうのは別に鉛から金ができたりはしないと僕は思うんだけど、
ある種の知的な体系として、
確かに重要な位置を占めてた時代があるんですよ。ヨーロッパで。
中国の方にも実は錬金術ってあるんだけど、
ちょっとヨーロッパと源流は違うんですよね。
でもいずれにしてもその錬金術の伝統っていうのは、
やっぱりヨーロッパの話で言えばそのキリスト教との戦いがあって、
迫害の歴史も強く、地下に潜らざるを得なかった。
正しく残らないんですよね文献が。
発禁の扱いになったり、著者も火炙りになるし、
去年話題になった「チ」だって地動説を信じるようになっていく人々が描かれているけれど、キリスト教に反するとして厳しく罰せられていました
だから、なんだかわからない形で残していくわけです。
誰にもわかんないな形で残す。
そうすると誰にもわかんないからもうどうしようもないんですよ。
結果的に確かな歴史を越えれないっていう。
密教とかもそうですし、
すごく有り難い価値のある教えだって、
そういうのも全部口伝だったりとか、
どこでどその伝言ゲームが間違ってるかわかんないんですよね。
なので、残せない事情があった知識っていうのは、
やっぱりね価値があっても残せないんです。
結局、現存する書籍の中でも特に読む価値のあるものは、
古典と呼ばれるクラシック文学や音楽は強くオススメできます。
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