【外注さん用】きれいな文章よりも読みやすい文章を書くべき理由（音声付き）
今日お伝えしたいのは、綺麗な文章よりも読みやすい文章についてです。
とにかく文章を書くという立場に初めて立つ人や、あまり文章に慣れていないけど書こうと思う人、特に向上心の高い人や勉強熱心な人に多い傾向にあるのが、綺麗な文章への憧れです。
僕がその典型で、文章を全く書けないくせに漫画や小説などは結構読み込んでいたので、自分の頭の中だけがですね。文章の水準がプロの小説家とか売れている漫画の感覚になっているので、比較対象がその雲の上の文章なんですね。
人は何かと比べなければ自分の立ち位置がわからない生き物ですが、比較対象を間違えている時点で僕はけっこうダメでした。
自分の書く文章と比較する必要がないのに、なんかうまく書けなくて、指が動かないみたいな感じになっちゃって、当時はいろいろな小説を読んでいたので今はお亡くなりになった、吉田直さんの表現力がすごい豊かで、その表現に憧れてしまったために、とりあえず語彙とかボキャブラリー広げることに躍起になっていました。
なので全然的外れな方向に時間とか労力を使っちゃったことがあって、でもそんな状態では、1記事を書き上げるだけでも、たった1500文字程度の文字を書くだけでもかなりの時間を使ってしまって、それこそ6時間～９時間くらい使ってしまう。誰も読んでくれないし、読んでくれる人にとっても違和感を感じる文章になってしまっていました。
タイトルにもしましたが、今回の最も伝えたいことは、綺麗な文章や豊かな表現力以上に読みやすさの方が今の時代は求められています。
まして、無料で読めるニュースや時事ネタとか、スポーツやドラマ、そのような情報を集めて文章にした記事は、流し読みされることが大前提で、綺麗な文章や豊かな表現は自己満足です。
本当にそのような綺麗な文章、豊かな表現を読みたい。そういうことを望む読者さんは、お金を払って本屋さんで実績のあるプロの書籍を買いますし、Amazonとかでも購入しますよね。つまり僕らが勝負する舞台は、いかに読みやすい文章を書けるかなんです。
特に豊かな表現とか、うまい言い回しとか全然必要ないです。小奇麗でお利口さんな文章は必要ないって、これが大切な考え方だと思います。この考え方があるだけで結構文章書きやすくなるんです。
これは意識的な問題になりますが、ブログなどの記事には、今言った小奇麗な文章とお利口な文章は、必要ないってことを強く自覚してみてください。
今よりもずっと文章を書きやすくなりますし、その書いた文章量が文章力に転嫁だれますからね。
もちろん読みやすく構成の整った記事は理想的ですが、表現の美しさなどにはこだわらないで欲しいんです。
具体的には、細かい部分での言い回しや堅苦しい表現などをいろいろ考える必要はないんです。場合によってはあなたの文章を読みづらくすることもあります。
本当に書くべきことは何かって言えば、それはあなたの素直な思いや考えです。その表現がたとえ全然洗練されたものじゃなくても、かなり子供っぽい表現だとしても、素直な思いや読者さんのことを考えての気持ちであれば、その読んでくれる読者さんの心が動きますからね。
時々外注で依頼しているライターさんの中には、個人的な考えや経験ももっと書いていいですかって言われますが、そう言われたら僕としてはぜひお願いしますと即答しています。
自然とあなたにしか書けない文章になりますし、それに読者さんを不快にする表現や誤解を与える表現があれば、僕が添削させていもらいます。
その都度自分をどこまで表現しても大丈夫なのかもお伝えしたいので、自分の色を出していただければと思いますし、馴れ馴れしいすぎる文章とか書いちゃうこともあるかもしれないですけど、そこら辺のさじ加減も添削しますから安心してください。
肩苦しかったり馴れ馴れしかったり普段僕が書く文章の基本は目上の人に読んでもらうような、文章を意識してるんですけど、それだと堅苦しくて、トレンド関係の記事ではちょっと読みづらさもあるんですよね。
なので自分の色を出すというよりも、自分の書きやすい形で書くのがすごい大事です。綺麗に書こうとか、うまい文章を書こうとか、しっかり書こう、そういう思いに走ってしまうと、頑張れば頑張るほどに、この感情のないつまらない文章になることも多いんです。
僕みたいにボキャブラリーを増やして、普段目にしない色とか表現とか五感に訴える文章とか、枝葉の部分で言うと本当葉っぱの部分ですね。
綺麗な葉っぱをすごい並べたい文章を書きたがっていたんで、幹になる部分がすごい細いんですよ。
そのアンバランスな文章って呼んで結構読者さんは無意識で避けちゃう。なんだこの気持ち悪い文章はと。葉っぱは、なんかギラギラしていて、枝葉枝葉の部分だけは太いのに、幹の部分は細いってかなり不気味な木なので、もうそれ一種のホラーのオブジェーですからね。
特に最初は文章は汚くたって、文章の中の文法が多少おかしくても、あなたの素直な言葉をそのまま文章にしてみていただければ、僕としては嬉しいです。
それが読者さんにとっては面白くて読みやすい記事になることもありますし、価値のある文章になることもあります。技術的な面よりも気持ちの問題ではありますが、ぜひ意識してみてください。
つまらない枝葉の部分に固執しちゃうと自分の良さってだいぶなくなってしまうので、改めて綺麗な文章よりも読みやすい文章。
むしろ、流し読みする文章にそういう表現とか、こだわった表現もうまい言い回しも必要ないので、ぜひその感情的な文章。主観をもっと含めてですね、一次情報って言って、あなたにしか表現できない、あなたにしか体験したことのない表現を混ぜると文章ってすごく読みやすくて、流し込みでもここ面白いやって言ってすごい手が止まるんですね、読み手の人は。
そんな面白い部分に引っかかれば結構ゆっくり読んでくれるので、ぜひこの主観とかあなた独自の体験とか、その思いを入れてくれると非常に文章よくなるので、ぜひこの動画を見てくださった方は、ちょっと時々でいいんで思い出していただければ、すごい嬉しいです。
この記事も、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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