じん

『ピンクの猫』所属。 ジャグリングに関して概念や言葉をやっています。 Twitter…

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『ピンクの猫』所属。 ジャグリングに関して概念や言葉をやっています。 Twitter→jin00_seiron

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    ジャグリング論壇(正確には違うけど)『ピンクの猫』の関連のものをまとめておきます

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    書いた手品美学研究をまとめておきます。

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    ジャグリング対談をまとめておきます

最近の記事

2024/03/02-03/03 JUGGZINE合宿@京都

2024/3/2(土),3/3(日)に、京都にJUGGZINE合宿に出かけた日記を書く。 同じくJUGGZINE編集部メンバーの板津さんの以下のnoteを合わせて読むと面白いかもしれない。 3/2(土)土曜の昼過ぎに京都駅に着く。若干の寝不足だった。 京都駅のインフォメーションで、「イッタラ展」のチラシを手に取る。この前、岐阜でフィンランドグラスアートの展示を見たので、「イッタラ」の名前を知っていたのだ。 ガラス特有の素材のこと(透明感があり、落としたら割れるが、高温では

    • 小林大吾「ジャグリング/jugglin'」

      2010年5月12日初版 アルバム「オーディオビジュアル」より 歌詞目に入ったちりくらいには忌々しい ただ半鐘(はんしょう)を鳴らして騒ぐほどでもないし わかるよ、でもそりゃしかたないよな そう言ってみんなけろっと忘れていく話 貴重な休日にひどい風邪をひくとか あわてて降りたら隣の駅だったとか 誤解をときそこねた居心地のわるさとか 本物の才能を目(ま)のあたりにするとか 自転車がとちゅうでパンクするとか どうしてもネジが1本だけ余るとか だれか他に 好きな人ができたとか

      • 小林大吾「いまはまだねむるこどもに/the lighthouse」

        2010年5月12日初版発行 アルバム「オーディオビジュアル」より 歌詞飛行機が青い服のジッパーをとじて消える さっきまでは視野の端にあった町あかり 古びた橋をわたれば横たわるしじまに ここはただすすきが穂をゆらすばかり みちびく背中を追い求めながら 最後はほとんど迷子のように こんなところで時間をつぶす その名を地図が見すごした領域(エリア) かさなりあう声から切り離されて みるものすべてに覚えがなくて かすかな混乱に拍車がかかる ポンと肩へ置かれた手に心臓が止まった

        • 240111雑談 「夢の話をしてもいい?」

          雑談 朝、郵便局に用事があり、歩いていく。 散歩に行くといつも、歩きながら考えたことを、忘れるんだろうなと思いながら、大事なことはスマホにメモして、そうでないことはやはり忘れる。 散歩中、「それほど大事でないこと」を考えていたい、聞いていたい、という気持ちは、退屈さの紛らわせと、あとは何か「役立つこと」をしていないといけないという効率主義・資本主義からくる義務感との合いの子だろう。(「合いの子」って今は使われないのかな、差別的ニュアンスの回避で) 通勤中、(褒められた趣

        2024/03/02-03/03 JUGGZINE合宿@京都

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          ジャグリング雑誌「JUGGZINE」(ジャグジン)について

           どうも、じんと申します。  今日はジャグリングアドベントカレンダー2023の企画の12月3日の分の寄稿記事として、私が関わっている雑誌「JUGGZINE」について紹介します。 雑誌「JUGGZINE」とは 雑誌「JUGGZINE」(ジャグジン)は、年1回刊行予定の、今年2023年に創刊された雑誌です。 購入ページ↓  ピントクルの山下氏にお声がけいただき、JUGGZINE編集部の初年度メンバーとして、参加しました。各メンバーは1人1つ何か文章を書いていて、私は、論考「

          ジャグリング雑誌「JUGGZINE」(ジャグジン)について

          Twitterで情報公開されましたが、10/7に刊行されるジャグリング雑誌「JUGGZINE」に論考を書いています。 https://juggling-pintcle.com/juggzine/ ぜひチェックをお願いします。 論考「迷い猫に尋ねる」 https://twitter.com/juggzine/status/1705871597129896008

          Twitterで情報公開されましたが、10/7に刊行されるジャグリング雑誌「JUGGZINE」に論考を書いています。 https://juggling-pintcle.com/juggzine/ ぜひチェックをお願いします。 論考「迷い猫に尋ねる」 https://twitter.com/juggzine/status/1705871597129896008

          30代について考える。 今年は家族と話す時間をとった一年だったな。良くも悪くも。 サバイバル(転職活動)などをする周りの人もいて。 やることまだたくさんあるからまだ全然死にたくない(このままでは死ねない)が、意識的に伸びしろを作っていかないと丸くなって終わる予感もしてきた。

          30代について考える。 今年は家族と話す時間をとった一年だったな。良くも悪くも。 サバイバル(転職活動)などをする周りの人もいて。 やることまだたくさんあるからまだ全然死にたくない(このままでは死ねない)が、意識的に伸びしろを作っていかないと丸くなって終わる予感もしてきた。

          2022/12/30所蔵本リスト(2020~2022年の読書記録として)

          2022/12/30 ニトリで買った小さめの本棚を組み立てる。 2021年4月以降に雑多に買ってあった本ですでに埋まってしまった。 最近本を買って読めてないことも多く、読んだ本も整理されていないので、2019年末ぶりに読書記録を付けておく。 また、このnoteは自論関連の参考書籍の整理メモでもあり、性癖リストの更新メモでもある。 私の所蔵本リスト2022/12/30時点、ミニ本棚にて。(しまってある段ボールの中や、実家に行ったらまだ本あるはず) 太字になっているものは、自

          2022/12/30所蔵本リスト(2020~2022年の読書記録として)

          コンビニへの行きしな、初日の出を浴びる 冷蔵庫の中のオレンジ

          コンビニへの行きしな、初日の出を浴びる 冷蔵庫の中のオレンジ

          ジャグリング・ユニット・フラトレス第6回公演「わが星」評

           ジャグリング・ユニット・フラトレス第6回公演「わが星」を見た。  私が見たのは2022/5/20(金)19:00-の初回。客席は4面で、私は入口を入って右側の面から見た。(私の見た面が正面だったのだろうか。) 0.前提として私の観劇経験  私自身の「わが星」の観劇経験と、フラトレスの観劇経験を記しておく。  まず、私はフラトレスの「わが星」観劇時点で原作(=劇団ままごとの「わが星」)を観ていない。だが、阪大の学生演劇サークル「六風館」が2015年4月(私の在学時)に公演

          ジャグリング・ユニット・フラトレス第6回公演「わが星」評

          豊岡演劇祭2022に行ったよ

          どうも、じんです。 2022/9/22~23の一泊二日で兵庫県豊岡市にいってきました。旅日記のようなものを書きます。 私が豊岡に行った理由私は外向的なタイプではないので、旅行とかはあまりしない。観光旅行は数年ぶりという感じだったが、出不精の私が(特に有名な観光地でもない)豊岡まで出かけていったのは理由がある。 豊岡演劇祭2022 私が豊岡に行った理由の一つは、豊岡演劇祭だ。 豊岡演劇祭に、知念大地がメンバーとなっている「しんしんし」が出るということで、しんしんしの活動

          豊岡演劇祭2022に行ったよ

          「ジャグリングと身の回り展2022」の為の習作(仮題:「まいらい」)

          今回の発表作・習作(仮題:「まいらい」) テーマは『消費活動がつくり出すもの』。 仮題「まいらい」は、my lifeの話だから。 あと、昧蕾=曖「昧」+味「蕾」の造語から。くらいつぼみ。 ・『ピンクの猫』である私、じんの活動 生じる問いは、既にある前提知識・思想に基づいている。  「一体、ジャグリングとは何か?」 「つくるとは何か?」  そのように、疑問を持たせ、その疑問に答える形で人々の認識をアップデートする、という活動を私は行っている。 普段は言葉を用いているが、今回は

          「ジャグリングと身の回り展2022」の為の習作(仮題:「まいらい」)

          手品の種明かしに関して、ちゃんたか氏の問いへの回答

          2022年1月頃から、Twitterでちゃんたか氏(@chantaka42)のツイートを観測していて、手品の種明かしに関する問いを立てているようなので、私から回答する。 ちゃんたか氏の問い 例えば以下のようなツイート。 私が2018年末にTwitterの手品界隈が騒がしくて2019年に書いたnote「永遠に解けない魔法はあるか ~未完」をちゃんたか氏が読んでいるかは定かではないが、おそらく読まれていないのでその体で書く。が、もし読まれてない場合は一読をおすすめする。手品の

          手品の種明かしに関して、ちゃんたか氏の問いへの回答

          「マジックのゴール(目的)とは?」への再応答

          この記事は、下村氏が2022/3/25に挙げた記事「マジックのゴール(目的)とは?」に対して、 私が2022/4/9に挙げた記事「「マジックのゴール(目的)とは?」への応答」の再考・再校記事である。 下村氏のnote↓ じんの応答↓ 4/9 下村氏からのコメント上記のじんの応答に対して、下村氏からは、以下のようなコメントをもらった。 『NO.1 思いがけず、詳細に読んでいただける方が、じんさんを含め何人もいてたいへん嬉しく思っています。 いろいろ説明が不十分というじん

          「マジックのゴール(目的)とは?」への再応答

          下村知行氏「マジックのゴール(目的)とは?」への応答

          取り挙げる記事先日、私が手品関連のnoteを上げたときに、関連おすすめで上がっていた下記のnoteを読んだ。 「マジックのゴール(目的)とは?」下村知行(Tomoyuki Shimomura) 下村氏の他のnoteでは、現象分類とかも行っていて、一応チェックしている。 書こうとしているテーマは私のやっている手品美学研究と近いものがあるのだが、今回のnoteを読んでちょっと論が甘いと感じたので、「応答」という形で書き残しておく。 検討氏の論を整理しつつ検討する。 まず、

          下村知行氏「マジックのゴール(目的)とは?」への応答

          2022/3/20 第2回奇術史研究会 じん感想

          どーも。じんです。 2022/3/20に行われたマジックネットワーク7(MN7)主催の第2回奇術史研究会のアーカイブを3/27に視聴したので、感想を書く。 奇術史研究会の感想を書くにあたってこれを書くに当たり、二つ、私の中で問いが生じた。 一、有料で得た情報について、内容にどこまで言及し、公開してよいか。 これは聴講参加(アーカイブ視聴含む)が有料だったので、内容の多くをそのまま書き起こす等はすべきではないな、と思ったという話。 私の中では有料のもの(特に言語の著作物)

          2022/3/20 第2回奇術史研究会 じん感想