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目標が立てられない人へ:人生の停滞を脱却するために私がすること

 私にとって、2024年は停滞の1年であったと同時に、人生の停滞の原因にぼんやりと気づき、人生が動き出した年でもありました。
 停滞の原因を分析し、2025年の目標を達成するために必要なことを細かく分解してこの記事に書き出してみますので、何か目標を立てて達成したいと思う人の参考になればと思います。

人生が停滞していた原因

 2024年は、人生史上最も停滞した1年だったと感じています。一方で自己理解が進んだ1年でもありました。
 まずは人生が停滞した原因を書き出したいと思います。

自分の体調を把握していなかった

 自己管理や疲労の管理ができていなかったことです。仕事で疲れ切ってしまい、家に帰ってから趣味や勉強に取り組むだけの体力が残っていませんでした。
 肩に力が入っていたり、家でリラックスする習慣がなかったりと、今の状態に合わせた解決策などもなく、ずるずると年末まで疲れが溜まったままになっていました。
 頭で色々と考えていましたが、心身の状態と向き合う時間が足りなかったと思います。

失敗を過度に恐れていた

 何をするにしても「失敗しないように」物事を選択していました。そうすると、あらゆる選択に時間がかかってしまいますし、やりたいことにも挑戦しづらくなります。いわゆる完璧主義です。
 失敗して傷つきたくないと思うあまり、趣味や勉強にも手を出さないという状態になっていました。
 本当は、やりたいと思った瞬間にやって良いんです。こういう悩みを持つ人は、考え過ぎていることにすら気がつきません。今やらないと明日には死んでいるくらいのつもりでやりましょう。

時間の管理ができていなかった

 例えば、平日に仕事から帰ってきた時間をダラダラと過ごすことが多かったです。また、休日の午前中をぼーっと過ごす時間も増えていました。
 昨年は、過去の自分よりもこの傾向が強かったので、本を読まない、ギターを弾かない、ブログを書かないなど時間のロスが大きかったと思います。

今に集中できていなかった

 前述した3つの総括ですが、今この瞬間にやりたいことに集中できていなかったと分析できるかと思います。
 過去の嫌なことや将来のことにばかり気を取られて、今この瞬間にやりたいことを無視していました。目の前の仕事には集中していましたが、肝心の自分の気持ちを置いていってしまったところが反省点です。

2025年の行動目標 停滞からの脱却

 人生の停滞の原因を振り返ったので、今年の大まかな行動計画を書いてみます。これは、皆さんが持っている人生の目標を達成するためにも必要なことかなと思います。

  1.自分を大切にする考え方を身につける
  2.感じるままに行動する
  3.スケジュールを刷新する
  4.毎月の振り返りを行う

自分を大切にする考え方を身につける

 自分の疲れに気づいていなかったという反省から、今年は「自分を大切にする」ことをテーマに掲げて過ごします。そのために、以下のことを実践します。

  • マインドフルネスの習慣化(例:仕事の休憩時間、就寝前の瞑想)

  • 筋トレやストレッチの導入(例:就寝前20分のストレッチ)

  • デスクワーク時の姿勢と呼吸を意識する

 まず、マインドフルネスを取り入れて、自分自身の気持ちや体の調子に注意を向けます。
 疲れやすい人は自分の状態の把握が苦手で、自分に厳しい傾向にあるということを知りました。マインドフルネスをする中で、身体が過剰に緊張していたり多方面に気を遣ったりする自分がいて、「頑張り過ぎている」のだと気づきました。
 この辺りの考え方は、早稲田メンタルクリニックの益田先生と臨床心理士の田所さんの動画を参考にしました。

 マインドフルネスのやり方ですが、難しいことをする必要はないと思います。静かな場所で目を閉じて深呼吸(できれば腹式呼吸)をします。この時何も考えずに、頭に浮かんできたことを客観的に「〜を考えているな」と感じ取ります。浮かんできたことを追いかけず、完全ではないですが無に近い状態になるというイメージです。

 マインドフルネスに加え、身体の調子を整えるための筋トレや就寝20分前のストレッチ、デスクワーク時の姿勢と呼吸を意識して生活します。

感じるままに行動する

 人によってはあまりおすすめできない目標ですが、完璧主義の傾向がある私にとってはこれくらいのつもりで生きるのが良いという結論です。
 あれこれ考えることも大切ですが、正解が何かを求めず、自分がそうしたいと思う方へ進んでみることにしました。
 ギターを弾きたいと思ったら、10分でも良いので今すぐ弾く。友達をご飯に誘うかどうか迷ったなら、誘いたいという最初の気持ちを優先してすぐに連絡する。後先考えていたら何もできなくなってしまいます。

スケジュールを刷新するための時間管理のコツ

時間管理のコツは、このくらい時間を確保するとあらかじめ決めておくことと、今の生活のスキマ時間を書き出して把握することです。
私の場合、以下の通りです。

  • 平日は趣味の時間を1日に2時間確保する

  • 休日は趣味の時間を1日に最低4時間確保する

平日の時間割
 19:00〜20:30:帰宅・夕食
 20:30〜22:30:趣味の時間(ギターは最低でも30分)
 22:30〜23:00:入浴
 23:00〜24:00:就寝準備(ストレッチ、瞑想)

 平日の仕事から帰ってきたら、まずはPCの前に座ります。そしてブログを書く、ギターを弾く、本を読む、作曲を進めるのうちからどれかを選んで実行します。
 ここに宣言します。ソファに座りません。

休日の時間割
 9:00〜11:30:趣味の時間
 11:30〜13:00:昼食
 14:00〜15:00:ギター、リラックスタイム
 15:00〜17:00:買い物
 17:00〜19:00:趣味の時間(作曲)
 19:00〜20:30:夕食
 20:30〜22:30:趣味の時間
 22:30〜23:00:入浴
 23:00〜24:00:就寝準備(ストレッチ、瞑想)

 休日は、午前中を無駄にすることが多かったので、この時間をブログや読書、作曲の時間にしたいと思います。ギターは家族を起こしてしまうので、この時間は音を立てずにできることをやります。できれば、朝一は散歩をして身体を起こすようにします。

 午後はギターを弾く、お茶やコーヒーを飲んでゆったりする時間を作りたいと思います。やりたいことはあれこれ思いつきながらも行動できない日が多かったので、事前にルーティーンを決めておきたいと思います。
 お昼ご飯を食べた後も、テレビから離れる癖をつけていきます。(これまでまったりし過ぎていました)

毎月の振り返りを行う

 これも時間管理の一環ですが、月末に目標の進捗や自分の状態を振り返る時間を設けます。お盆と正月に振り返るだけだと、結局ズルズルと後回しになることが多いからです。
 スマホでリマインダーを設定して、30分だけ自分を振り返ってみます。

より細かい目標設定

 ここでは、趣味の充実に向けたより細かく目標を設定していきます。

ジャズギターの習得

 理論的な部分として、指板上の度数関係を理解していきます。具体的には、コードの中の度数関係を理解したり、ある音を基準にコードを作るといった遊びを繰り返します。
 また、同時にスケールも覚えたいので、マイナースケールやコンディミのような浮遊感を生み出せるスケールをマスターします。

 実践的な部分として、好きなフレーズを見つけてTAB譜ノートにメモしていきます。その中で、どのコードでどんなスケールを使っていてこのフレーズになっているのかという理解を深めていきます。

 Chet Bakerの「But Not For Me」とJesse Van Rullerの「Bye,Bye Baby」のソロを分析します。

曲を発表する

 自分で作成した曲を、8月中に1曲は発表します。未完成であってもそこで切り上げです。その次は、歌ものかインストをもう1曲作ります。
 日々の目標としては、必ず1日10分はLogic(作曲ソフト)を開く。

ニュージランド旅行記の執筆

 1月中にニュージーランド旅行記を書き上げます。その後は、旅行の際に気をつけたことをまとめた記事を書きます。1週間で1記事を目標に書いていきます。

今年の目標まとめ

 色々書きましたが、今年は自分の健康を調整しつつ、音楽の趣味を充実させるぞ!という意気込みでいきます。小さなことを積み重ねて自己成長に繋げていきたいです。

 ちなみに。この記事を書く際に「MindMeister」というアプリを使いました。考えていることをチャート図として書き出すと頭の中が整理されるのでおすすめです。
https://www.mindmeister.com/

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 皆さんの一年が良いものとなりますように。


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