取引先からの電話!本当に取引先ですか?
ネット詐欺による被害が増加しています。
警察庁の発表によると、22年のランサムウェアの被害は上半期が114件、下半期が116件、あわせて230件と前年の146件から57.5%増となり、20年下半期以降、増加傾向が続いており、規模や業種に関係なく被害が拡大しているとのことです。
セキュリティソフトや、送られてきた怪しいメールのファイル・URLなどは開かないなど対策をされていると思います。
ただ取引先から電話があり、その後担当者よりメールが送られてきたらどうでしょうか。
そのメールは疑わないですよね???
もしかしたら、そのメールはフィッシング詐欺かもしれません。
※後編に続きます。
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~後編~
今年の2月にCMなどでおなじみの「Sansan」の利用者を狙ったフィッシング詐欺が起きました。
大手企業の名前を騙りサイトに誘導するフィッシングメールは大丈夫かと思います。(最近私には、「ヤマト運輸」のフィッシングメールがまた非常に多くなってきました)
ただ実際に自社で「Sansan」を利用している状況で、「Sansan」の社員を名乗り電話を掛けてきて、その後メールを送られてきたら・・・
やはり信じてしまいますよね???
こちらは本当に起きたフィッシング詐欺事件です。
今回の事件では、送られてきたメールにURLがあり、開き入力欄に使用している「Sansan」のID・パスワードを入力してしまったそうです。
多くの方が、騙されてしまうのではないでしょうか。
私も正直自信がありません。
対策もなかなか難しそうです。
まず取引先からの電話を疑うことは難しいです。
次にメールです。
被害に遭った方の話によると「誘導先のドメインはサービスとは異なるものだったが、電話の話を信用してしまい、アカウント情報を入力してしまった」とのことですので、ドメインを確認すれば防ぐことができます。
ただメールが送られてきた際、信用しているのでURLを開いてしまう可能性は高そうです。
次にURLを開いた後です。
入力を求められた情報に、ID・パスなどがありましたら気が付けるかもしれません。
とはいえ、信用している段階だと入力してしまう可能性はあるかと思います。
なかなか巧妙なやり方です。
もし今回のnoteの記事でこのような詐欺を知った方は、ぜひお気を付けください。
事前に知っていれば、心構えも違うと思います。
今回の記事が、詐欺に対する回避のキッカケになれば幸いです。
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