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正社員の5.4人に1人は労働時間を増やしたい!

求人サイト「Indeed (インディード)」の日本法人Indeed Japan株式会社は、20代~50代のフルタイム勤務の正社員2,000名を対象に、「労働時間に関する調査」を実施しました。

調査概要

調査対象: 現在就業中の20歳~59歳の正社員男女2,000名

調査期間:2024年12月26日~2025年1月6日

調査方法:インターネット調査

正社員の5.4人に1人が労働時間を増やしたい

1ヶ月あたりの望ましい労働時間として、現在よりも労働時間を減らしたいか、増やしたいかを尋ねました。

最多は「今のままでよい」の46.7%、「減らしたい」が34.9%、「増やしたい」が18.4%でした。

増やしたい ……… 18.4%
今のままでよい … 46.7%
減らしたい ……… 34.9%

年代別にみると、労働時間を「増やしたい」人の割合は、若年であるほど高い傾向にあり、20代が最多で22.6%と2割以上が該当します。

一方、「減らしたい」人の割合は、30代が最も高く、38.7%でした。

労働時間を増やしたい理由 収入増

労働時間を増やしたい理由は、「収入を増やしたいから」が67.1%で圧倒的に多い結果となりました。

【全体】
収入を増やしたいから …………… 67.1%
やるべき仕事が終わらないから … 25.3%
たくさん経験を積みたいから …… 14.7%

【20代】
収入を増やしたいから …………… 77.7%
キャリアアップにつながるから … 18.7%
仕事をすることが好きだから …… 15.3%

【30代】
収入を増やしたいから …………… 61.4%
たくさん経験を積みたいから …… 20.6%
やるべき仕事が終わらないから … 18.3%

【40代】
収入を増やしたいから …………… 67.9%
やるべき仕事が終わらないから … 31.6%
たくさん経験を積みたいから …… 16.0%

【50代】
収入を増やしたいから …………… 67.6%
やるべき仕事が終わらないから … 25.3%
成果を出したいから ……………… 15.2%

年代別で見ると、20・30代は仕事への意欲が伺えますが、40・50代は「長く働かざるを得ない」と感じている人が多いようです。

後半では労働時間を減らしたい理由や労働に関する価値観をご紹介します。

※後編に続きます。


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~後編~

労働時間を減らしたい理由 プライベートの時間

労働時間を減らしたい理由のトップは、「プライベートの時間を増やしたいから」で65.6%でした。

【全体】
プライベートの時間を増やしたいから …………… 65.6%
身体的・精神的な仕事の負担を減らしたいから … 48.6%
家族のための時間に充てたいから ………………… 28.4%

【20代】
プライベートの時間を増やしたいから …………… 60.6%
身体的・精神的な仕事の負担を減らしたいから … 48.5%
仕事をすることが好きではないから ……………… 37.2%

【30代】
プライベートの時間を増やしたいから …………… 60.3%
身体的・精神的な仕事の負担を減らしたいから … 51.5%
家族のための時間に充てたいから ………………… 33.4%

【40代】
プライベートの時間を増やしたいから …………… 65.0%
身体的・精神的な仕事の負担を減らしたいから … 45.2%
家族のための時間に充てたいから ………………… 27.9%

【50代】
プライベートの時間を増やしたいから …………… 69.2%
身体的・精神的な仕事の負担を減らしたいから … 49.7%
家族のための時間に充てたいから ………………… 27.0%

30代以降は、結婚・育児・介護といったライフステージの変化があるためか、家族優先の傾向が強く出ています。

また、30代以降の4位は全て「仕事をすることが好きではないから」、5位も副業や転職活動・リスキリングに時間を充てたいと、本業への意欲が高くない傾向が表われました。

労働時間の長さ 価値観が二分

労働時間の長さについて2つの価値観のうち、どちらが自身の考えに近いかを尋ねました。

【A】労働時間は常にできるだけ短くしたい … 52.7%
【B】労働時間はライフステージや年齢の変化に合わせて柔軟に調節したい ………………………… 47.3%

【A】社会的に、一律して労働時間を減らす努力をすべきだ ………………………………………… 48.4%
【B】個人の考えが尊重され、希望する人は長く働くことができる社会になるべきだ ……………………… 51.6%

どちらも、ほぼ半々という結果でした。

正社員においては、「労働時間はできるだけ短くすべき」という価値観を持つ人と「労働時間は個人の希望や状況に合わせて柔軟に調整できるべき」と考える人が、ほぼ同数の割合で存在していることが分かります。

労働時間の自由度を高めて社員幸福度アップ

時短勤務や週休3日制など、労働時間を短くする施策ばかり近年聞いていましたが、労働時間を増やしたいと考えている人も一定数いることが意外ながら判明しました。

中小企業では難しい面も多々あると思いますが、労働時間の自由度を高めて、一人ひとりのニーズに合わせられれば社員の幸福度アップが期待できます。

一考の余地はあるのではないでしょうか?

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。


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by事務SOLマン





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