解散総選挙、10/27想定で弊事務所が準備している3つの理由
自民党総裁選、立憲民主党党首選が近づき、
毎日候補者のニュースで賑わっています。
総裁選挙が終われば、
95%以上の確率で解散だろうと言われています。
当初、11/10投開票ではないか
と目されていたのですが、
ここに来て状況が変わってきたようです。
弊事務所では
10/15解散、10/27投開票
のスケジュールで動いています。
その理由を3つまとめます。
秋の園遊会
毎年恒例、天皇陛下主催の秋の園遊会が10月に催されます。
その予定が10/30だと言います。
衆議院議員選挙の日程は12日間。
11/10投開票だと、
公示が10/29になり、選挙日程にモロ被り。
10/15に解散していることも踏まえると、
園遊会に参加できる国会議員は
参議院議員のみとなり、
総理大臣始め、国務大臣は軒並み不参加となります。
これまで、園遊会に重なる日程で
選挙が開催されたことはなく、
今回も外すのではないかという見込みを立てています。
27日投開票であれば、
28、29日で当選者にバッジを渡して
30日の園遊会に参加することも可能です。
予算委員会を避けたい自民党
じゃあ、もう1週間遅らせて、
11/17なら選挙日程と園遊会が重ならないんじゃないか
という想定もできます。
しかし、そうなると今度は
首班指名、所信表明演説、党首討論から
解散までの日程に空白ができてしまい、
予算委員会を開催せざるを得なくなります。
今、予算委員会なんて開いたら
野党の攻勢を受けて自民党は大変です。
しかも選挙直前に追及されるような場を
開くメリットはありません。
予算委員会は避けたい
と考えるのが自然でしょう。
岩手参議院議員補欠選挙
選挙は手間もかかるしお金もかかります。
27日は広瀬めぐみ氏の議員辞職に伴う
参議院議員補欠選挙が行われます。
ここは恐らく野党側が議席を取るとみなされていますが、
補選敗北からの総選挙は
与党にとっては精神的にかなり厳しい。
勢いや流れが野党に傾く恐れもあります。
負けるのはわかっていたとしても
野党に勢いを与えないためにも
補欠選挙と同時開催が望ましいと考えられます。
まとめ
以上3つの理由から10/27投開票のスケジュールで
弊事務所は動くことにしたわけですが、
衆議院は常在戦場。
いつ解散があるかわからないし、
早め早めに準備をしておいて悪いことはありません。
すでに慌ただしいですが、
来月になったらもっと慌ただしくなるのだろうなと感じています。
さ、選挙だ。