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「和風住宅」の基礎知識や用語検索ができるWEBサイトをオープンしました!

和風住宅の基礎知識をひとまとめにしたWEBサイトで、日本の気候風土や生活様式から生まれた伝統的な「和風住宅」の歴史や特徴、空間の成り立ち、構造や素材などを解説しています。
写真やイラスト解説付きで住宅専門用語が簡単に検索できるのもポイントになっています。

例えば、和風住宅で特徴的なのは、和室の床の間です。ここでは、床の間の精神性や構え、床の間の種類、書院、床脇、仕上げの材について解説しています。

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床の間の起源
「床」とは、本来、「臥 (寝)床」とか「物を置く台」などを意味する言葉です。脇床の棚には工芸品、書院の出文机(いただしふづくえ)や地袋机には硯や筆などの文具を飾ります。
床の間のルーツには諸説ありますが、鎌倉・室町時代に禅僧の僧侶の住まいだった釈家住宅と、平安時代に起こった貴族や武士の住まい寝殿造りから発生したという二説あります。(略)

カテゴリーは、和室、床の間、外部とのつながり、茶室。
和室では、和風住宅の成り立ち、和室の内法、天井の張り方、壁・天井の材料、床材料、障子、襖・軒簾、仕切り戸、欄間・窓を詳しく解説しています。

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一般ではあまり聞きなれない建築用語を検索することができます。例えば、和室で一般的に使われている「竿縁天井」をひいてみましょう。

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このように、検索した竿縁天井の説明のほか、関連する記事を見ることができます。

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こちらのサイトの元になった書籍は、以下の「和風住宅」です。1996年創刊以来(本書で25冊目)、歴史的建築物をはじめ、建築家が手がける住宅、地域に根差した工務店が建てる住宅を、写真や図面と解説文で紹介しています。