見出し画像

「自分らしさ」「快適」「健康」「エコ」全てを手に入れるよくばりな家のつくり方『これからのリノベーション 断熱・気密編』

これからのリノベ


多様化する生き方にフィットするこれからの住まいの話。
社会の仕組みや働き方もどんどんと多様化していく中で、家づくりも今までの「あたりまえ」がどう変わっていくのでしょうか。高性能エコハウスを知り尽くした建築家の竹内昌義さん、松尾和也さんと、本書の編者であり自宅を断熱リノベーションした伊藤菜衣子さんの3人が断熱リノベーションを紐解きます。

質より量の時代から、量から質へ。
これまでの「ふつう」がどんどん「違和感」になっていく時代に、断熱リノベーションという選択を。

「良い家って、いい暮らしって、なんだろうなぁ」って考えたときに、ご飯を丁寧につくって食べられること、とか、片付けやすい、とかいろいろ浮かんだけど、生きる喜びを感じさせてくれる場所だったらなんでもいいな、って思ったんですよ。
(中略)家づくりをしていく上で、こんな暮らしがしたいな、ということってたくさん出てくるんですけど、良い家って、「したいこと」を寄せ集めたからって、できるもんじゃないな、って。したいことも、したくないことさえも、喜びになる。それが私たちの理想の家じゃないかな。――東野華南子さん
高性能なエコハウスを知った時「古くても快適に過ごしたい」って欲張りなことじゃなくて、普通に考えれば普通なことなのに、みんな最初から諦めてるってことに気がついたんです。(中略)「高性能なエコハウスって高いよね」ってイメージあるけど、金持ちじゃない僕たちがつくれる身の丈に合ったエコハウスをつくりたい。妥協するけど、妥協しないものを手に入れたいって思ってるんです。欲張りな生き方なんですけどね。――東野唯史さん

本書の巻頭で紹介している東野夫妻(リビルディングセンタージャパン/長野県諏訪市)。なぜ断熱リノベーションをしようと思ったのか、どんな場所にしたいのか、インタビューでお話しいただいています。※取材当時は断熱リノベをしている途中

画像2


断熱リノベーションをすることで、家が快適に、住む人が健康に、暮らしもエコに変わっていく。オールカラーで図解付き、住宅事例は写真で施工をわかりやすく解説しています。

掲載写真が笑顔だらけなので、読んでいるだけで楽しくなってしまう、これからのリノベーションの教科書です。

もくじ
はじめに
CHAPTER1 家は進化している
CHAPTER2 快適な家の基礎知識
CHAPTER3 断熱リノベーションの仕様とバリエーション
CHAPTER4 事例紹介
CHAPTER5 住まい手と学ぶ 断熱DIYワークショップ
CHAPTER6 リノベーションの未来
CHAPTER7 断熱リノベーションをしたくなったら

COLUMN1 昔の庶民の家は寒かったのか
COLUMN2 断熱リノベーションでトクする!
COLUMN3 老後のための優先順位
COLUMN4 断熱リノベーションのための中古住宅の選び方
COLUMN5 三方よしの住まいづくり
おわりに