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自然を取り入れて癒しのある暮らしへ

暑さもだんだんと和らぎ、長野県では間もなく紅葉を楽しんだり、新そばに舌鼓を打つ季節がやってきます。

日々のリモートワークに疲れ、田舎暮らしを検索したり、自然を感じる住まいに憧れるという話もよく耳にするようになりました。

自然に触れると人が癒しを感じるのは「森林セラピー」「森林浴」などに代表されるように、森には1/fゆらぎという心臓の音に似た独特のリズムが流れていて、それが脳を活性化させリラックス効果が得られるからだそうです。

※参考サイト 長野県「全国一の森林セラピー県ながの」

※参考記事・書籍「日本の原点シリーズ 木の文化」
材木として活躍する日本の原木を紹介。

都会の喧騒から離れ、自然に触れられる暮らし。
窓を開けたら大自然。癒しの効果がありそうですね。

地方移住というと、山奥や大自然のイメージがあり日常生活など利便性に不安を持つ人も多いかもしれませんが、長野県は信濃の国・信州として城下町、門前町、街道沿いの旅篭町など古くから栄えていたこともあり、都市部ではほどよい田舎暮らしを送ることもできます。長野市や軽井沢なら、新幹線を使えば首都圏まで1時間半もかかりません。

自治体からUターン支援や移住者への補助金制度もあるので、検討している人は確認してみては。

※参考記事・書籍『信州の建築家とつくる家16』

庭の木々や間口から見える空など、リビングにいても外の緑とつながる家もいいですね。植栽を意識することで、和風庭園にも南国リゾート風にもつくりこむことができますし、そろそろどこかから香ってくる金木犀のような、花や香りが楽しめる木を植えれば五感で四季を楽しめる庭になります。

家づくりは間取りや動線に目がいきがちですが、建物だけでなく庭と一体になってこその家です。敷地や費用など制約はあっても、考え方次第で身近に自然を取り入れる家づくりは可能です。

※参考書籍『和MODERN11 庭から考える家づくり』