地元に何にもない、はずなどない!

「お前の地元って何がある?」と聞かれて、「何もない(笑)」と答えているあなたへ

仮に田んぼや畑に囲まれた壮大なド田舎出身で、さっきのような質問を受けたら、それはきっと、「何もない」と答える方が大多数でしょう。

大体、何かある?という質問の裏に、テーマパークや有名なものなど、見たり遊んだりするものはあるかと聞かれているかと思うから。

こんな会話の流れで、田んぼや畑について熱く語っている方がいらしたら、それはそれでお会いしたいものです。

かくいう私もそのようや質問を受けたら、決まり文句のように「何もない」と答えてしまうことが多いのも事実です(笑)

が、しかし・・・見る人によってはただの田んぼや畑、農村が価値あるものと写ることがある、という衝撃の体験をしたことがあります。

以前に、歴史や地形のいわゆるマニアの方々を地元へお連れしたときのこと。

沼地を干拓した田んぼへ通じる坂になった一本道。
集落外れにある共同墓地とその地名。
集落の中心に鎮座する氏神さまの2つある鳥居。

私にとっては何気ない、いつもの風景が、その方々にはとても新鮮で、価値あるものだったよう。

何が言いたいのかと言えば、見る人が変われば、見方や価値が変わるということ。

だから、私たちも「地元には何もない」と切り捨て、思考停止に陥るのではなく、「有名なものや誰もが喜ぶテーマパークはないけど、私は○○が好きだな」なんて、思うことが大切だと思うのです。

さあ、今週もはじまったばかり。頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?