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みんなで1つの鍋を囲むことが、誰かの人生をほんのちょっと豊かにできるかもしれない。
年末年始に多くの人が帰省をしたり。家族や親族に久しぶりに会ったり。数年ぶりの友人に会ったりしたのではないだろうか。
大勢で集まると、寒い冬にはもってこいの食事がある。そう、鍋だ。
いつもは一人暮らしで、簡単に済ませてしまう食事も、大勢で食べるだけでおいしさが倍増するのだ。
「みんなで食べる鍋ってこんなおいしかったっけ...?」
と思えるのはまだいいほうだ。
声も発することなく、黙々と頬張りながらも、目に涙を浮かべている友人や、家族、親族を見つけたら、一声かけてほしい。
「鍋くらい、いつでも一緒に食べようや」と。
その一言で、もしかしたら誰かの心を休ませてあげることができるかもしれない。
その一言で、安心を与えてあげることができるかもしれない。
その一言で、誰かの人生をほんのちょっと豊かにしてあげることができるかもしれないから。
ただ鍋を一緒に囲むことが、誰かの心の拠り所になるのならば、何度だって囲んでほしい。
寒い冬の季節ならではの救いの手になるはずだから。