Hajime Aota

ヤマハ発動機にて新事業開発を担当しています。 ここでは、自分の考え方について、まとめ…

Hajime Aota

ヤマハ発動機にて新事業開発を担当しています。 ここでは、自分の考え方について、まとめていく作業を行なっています。

最近の記事

Natural Leadership研修の振り返り。

どうして、馬と研修を? 元々、私が小日向素子さんの取り組みを発見したのは、このPodcast。「哲学」のカテゴリーに入っていて、面白そうで聴き始めた。 ニッチな研修プログラムにもかかわらず、俯瞰した内容の説明、かつボリュームも多くて、これだけでも結構いい勉強でした。 ただ、それと同時に「これ、体験してみたい」という気持ちが強くなった。 そこから、部下に相談して、「これ、行くとしたら、どう思う?」と聴いたら、「ちょっと私も調べてみます」と回答が来て、彼はグロービスの卒業

    • スピーダ交流会に参加して

      先月、スピーダさんの交流会に参加させて頂きました (上の会場の写真で4つ自分が出てるかな)。 登壇の経緯 私自身、元々スピーダさんは情報収集のツールとして、使わせて頂いていました。 ある時、スピーダさんから「アジャイル経営企画というウェビナーでお話しいただけませんか」という話がありました。 確か、2020年末位かな、最初部下に連絡あり、スピーダの契約がディスカウントできれば、という位の邪な思いを持って、最初のWeb打ち合わせに入った記憶があります。 当時、まだウェビナ

      • 神山まるごと高専と阿波踊り(その2)

        さて後半。 前日の阿波踊りの後、徳島市長から紹介された「日本で一番低い山」である「弁天山」に登頂しました。 なんと、標高6.1m。 頂上まで、25歩位だったように思います。 福山雅治が登頂したことで、一躍有名になったこの山。 これまで誰も遭難者も行方不明者も出ていない安全・安心の山。 山の定義って、なんだろうと思いながら、戻ってきました。 ということで本題、神山丸ごと高専に向かいます。 ①大南さん(神山学園常務理事、NPO法人グリーンバレー代表)の講演 今回、

        • 神山まるごと高専と阿波踊り(その1)

          お盆休みに、Sansan株式会社さんにご招待頂き、阿波踊りと神山まるごと高専に行ってきました! 元々、WiredのEventで、伊藤直樹さんが、神山まるごと高専の授業料無償化の仕組についてお話していて、その点、詳しく知りたい、と思っていた際に、色々な方の助力あり、神山ご担当の方とOn line打ち合わせができました。 この仕組みを簡単に説明すると、企業から寄付金に近い形で出資を受け、ファンドを組成、その運用益で学生の授業料を捻出するというビジネスモデルです。 説明するのは

        Natural Leadership研修の振り返り。

          電動のアドバンテージ

          週末、FIMのE~Xplorerの第一戦大阪ラウンドを観戦してきました。 言わずとしれた2025年に万博を目前にした大阪として、1970年の前回万博のシンボルである太陽の塔の前で、電動のレースを開催することには大きな意味がある、と吉村知事は、開催前の挨拶の中でコメント(実際にオフロードバイクのウエアを着用して、ヘルメットを持って登場。最初に乗ったバイクはCBとのことで、バイクは大好き。知事になってから大型バイク免許を取得)。 #写真はHRCのCR Electric Pro

          電動のアドバンテージ

          AI雑感 ー 自分の良さと差別化価値に、あらためて向き合うことなんだろうな。

          AIについて、色々と思うところあるので、一旦私のPosition Paperを作りました。 まず、白黒つける話ではない 人の仕事が奪われるとか、将来人間がやる仕事がなくなるとか、そういう単純な話ではないと思っている。元々僕らが長期ビジョンで、もう少し人がやらなくてもいい仕事をAIに、あるいは機械にやらせたい、と話していた2017年当時から、大きく変わっていないと思う。 音楽でのAIの使い方から未来を想像する 昨年12月のWiredのイベントで見たAIの使い方が一番わか

          AI雑感 ー 自分の良さと差別化価値に、あらためて向き合うことなんだろうな。

          2024年を迎えて

          ヤマハ発動機の青田です。 1月から新事業開発本部を任されることになりましたので、ちょっと昨年考えたコミュニティのことを年末にまとめてみました。 はじめに 2023年は、自分にとって大きく考え方を変える一年となった。これは、主に、これまで考えていた世界の捉え方、特に日本のコミュニティを取り巻く環境を歴史的に認識した上で、現在の状況、また未来へのあり方を考えたことに起因する。   きっかけとなったのは、今年出会った方々、読んだ本、聞いたPodcastなど、さまざまなInput

          2024年を迎えて