ブラックバーンの記憶 with リチャード
イングランド2部のブラックバーンに移籍した大橋祐紀が、開幕戦でさっそくデビュー&ゴールを決めたと話題になりました。
28歳と決して若くない年齢での海外移籍は最近では珍しいですが、それでもやれるぞってところを存分に見せつけてほしいですね。
ところで、大橋のユニフォーム姿を見て、私はあることを思い出しました。
「そういえば、ブラックバーンのホームスタジアムに行ったことがある…!」
卒業旅行でイギリスへ
2005年2月、当時大学4年生だった私は、卒業旅行を兼ねてイギリスに行きました。
卒業旅行といっても、同行したのは同級生ではなく、大宮で行動をともにしていた年上のサポ仲間だったのですが。
なぜイギリスに行ったかというと、プレミアリーグを見たかったのももちろんあるのですが、それに加えてリチャードに会いに行くという目的がありました。
リチャードは2002年頃(?)から大宮ゴール裏に顔を出すようになったイギリス人で、やがてオレンジャーの面々と仲良くなって遠征にも一緒に行くようになりました。
彼は2004年の夏、大宮のJ1昇格を見届けることなく母国に帰ってしまうのですが、そんな彼に昇格を報告しに行ったというわけです。
(ちなみに、画像に映っている横断幕は彼が置き土産として残してくれたものです。)
彼はイギリスのノリッジという地方の出身で、ご当地のフットボールクラブであるノリッジ・シティがちょうどプレミアリーグに昇格していた年だったので、その試合を見に行くことになりました。
リチャードがロンドンまで迎えに来てくれて、車で連れていってくれたので私はどこに行くかもよくわかっていなかったのですが、たどり着いたのはノリッジ・シティのホームスタジアムではなくアウェイのブラックバーンのスタジアムでした。
ブラックバーンのホームスタジアムはイーウッド・パークという名前で、ビジターの応援席は2階席でした。
あと、写真には残っていないのですが、売店でミートパイか何かを食べた記憶があります。
2月のイギリスは元々寒いうえに、この日は途中から霧雨みたいになってさらに寒かったです。
この試合の記録が残っていないか検索してみたところ、プレミアリーグの公式サイトで発見しました。
ノリッジは0-3で負けたのですが、2点決めた相手のディコフがいい選手だったと記憶に残っています。
当時のブラックバーンはフリーデル、トゥガイ、エマートン、サベージ、ペデルセンと各国の代表クラスが揃っていて結構豪華なメンツだったんですよね。
青白のユニフォームと、バラがあしらわれたエンブレムが特徴的なので、大橋のユニフォーム姿を見てすぐに当時のことを思い出しました。
ブラックバーンは2012年に降格してからはずっと2部で、1年だけ3部に落ちてしまったシーズンもあるなど、どことなく親近感を感じるクラブでもあります。
一度行ったことがあるというだけの縁ですが、大橋も在籍していますし、今シーズンはブラックバーンの動向を気にかけようと思います。
ノリッジも2部にいますしね。
イギリスではロンドンのスタジアムにも行ったので、いつかその時の話もnoteに書ければと考えております。