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やぶれともつれ

 現在の最先端の量子力学研究において「理論で証明できない現象がこの宇宙にはある」というものがあります。そのいくつかが「量子もつれ」「C P 対称性の破れ」です。

 実験物理学者はこぞってこの研究をしていますが、未だ解明はされていないのです。(この研究を理論的に行ったシュレディンガーの「シュレディンガーの猫」は結構知られている言葉ですよね)もし、これを紐解いたならば即ノーベル賞です。詳しい内容はネットで各々調べてください。私が要約して書けるほど簡単ではありませんでした笑笑

 こと、芸術においても同じような現象があります。
 例として人を描くとします。ラフな素描でも「特徴をやけに捉えているな~」というものもあれば、「細密に書かれているのになんか似ていないんだよな~」みたいな現象です。理論的には細密に書いた方がより正確になるはずです。しかし現実は違います。
 これは人間の脳の認知機能に原因があるようです。要するに人間のバグなのです。

 宇宙は完璧ではない。

 宇宙にも多少バグがあって、解明できないことがあった方が良いような気がしています。謎は謎のままの方がいいことだってあるのだから。



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