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フェブラリーステークス(GⅠ)と小倉大賞典(GⅢ)の分析と傾向


そしたら、
フェブラリーステークス(GⅠ)と小倉大賞典(GⅢ)について解説するで

まずは、

小倉大賞典(GⅢ)

このレースは、ハンデキャップ重賞やねんけど、最近は人気ない馬がええ走り続けてんねん。2005年以降の小倉大賞典見てみたら、19回もあって半分弱の9回は3連単の配当が10万円以下やったわ。でも、2017年以降の7回やったら、10万円以下は2022年だけやで(3万9610円)。去年も優勝馬ヒンドゥタイムズがええ感じやったけど、2着にカテドラルやで(17.7倍、9番人気)、3着にはバジオウやで(18.8倍、10番人気)。3連単は10万1440円で、なかなかボリュームある配当やったな。難しい戦いが多い中、今回は過去10年の結果見て、好走馬のヒントになるから解説するで。

このレースは過去の出走回数と枠順がポイントとなるねん。過去10年で3着以内に来た馬の半分以上は、出走回数が18戦以下やったで。逆に19戦以上の馬は3着内率13.4%とちょっと苦しい感じやねん。なんやかんやで、キャリアはちょっと浅い馬を見とくべきやろ。それで、19戦以上でも3着以内に入った馬のうち、9頭は馬番が枠順が1番から3番やったわ。19戦以上で枠順が4番から16番の馬は見送るのがいいのかもな。

そして、距離と末脚にも注目や。過去10年で3着以内になった馬の大半は、前走の距離が1900メートル以上やったで。それに対して1900メートル以下だった馬は3着内率11.9%と苦戦してるんや。今回より200メートル以上長い距離から来た馬の方が信頼できるって感じやな。それで、前走が1900メートル以下でも3着以内に入った馬の中で、前走がJRAで上がり3ハロンタイムが3位以内やった馬は、7頭中6頭もあったんや。そやから、上がり3ハロンタイムに注目やな。1900メートル以下で上がり3ハロンが悪い馬は見送りやな。

あとは、2000メートルのレースに強い馬に注目やな。過去6年で3着以内に来た馬のうち、15頭は前年以降にJRAの2000メートルレースで2着以内やった馬やで。逆にその実績がない馬は3着内率6.5%で苦戦してる。今回より200メートル長い距離で前年以降の2000メートルで結果残してる馬は、高評価やな。それと、近年は前走がローカル競馬場だった馬がええ感じやね。過去3年で3着以内の馬の6割は、前走がローカル競馬場の札幌、函館、福島、新潟、中京及び小倉で出走している馬やったな。4大競馬場の東京、中山、京都及び阪神が前走だと3着内率9.7%でちょっと苦しい感じやな。最近の傾向見ると、4大場の前走の馬はあんまり信じないほうがええかもな。ヒモとしてならええけど、軸馬としてはやめたほうがええわ。

最後に

フェブラリーステークス(GⅠ)

やな、春競馬G 1 初陣のレースやな。

このレースは、2024年最初のJRA・GⅠとなるレースやな。ダートの頂上決戦や。去年の優勝馬はレモンポップで、秋にはチャンピオンズCも制して、まさにダートのトップに君臨してる感じやな。フェブラリーSも過去10年見てみると、単勝1番人気が5回、2番人気も3回勝ってて、上位人気馬が強い傾向や。でも、2014年の優勝馬コパノリッキーと2020年の2着馬ケイティブレイブは、なんと16番人気でびっくりの好走した年もあったけどな。今年のGⅠ開幕戦に備えて、過去10年の結果を見て攻略のイメージを描くで。

JRAのダート重賞勝った馬が中心やね。過去10年の3着以内馬のうち26頭がJRAのダート重賞優勝馬やで。特に東京のダート重賞で活躍してた馬は3着内率36.4%で、単勝2番人気以内に支持されてた馬は半分以上が優勝して、3着内率は80.0%やで。これはめっちゃ注目のポイントやな。

馬体重も大事な要素やで。過去10年の馬体重別成績見てみたら、30頭中22頭が500キログラム以上やったわ。16番人気で連対したコパノリッキーは530キログラム、ケイティブレイブも524キログラムやったで。これに加えて、6番人気以下で3着以内に入った7頭中6頭も500キログラム以上やったな。これもポイントとなるで。ダートでは、馬体重が重いほうが有利といわれているけれど、このレースではそのことが顕著に表れているな。

年齢についてもポイントがあるで。4歳馬と5歳馬がそれぞれ4回優勝してる。5歳以下の馬が単勝2番人気以内に支持された場合、3着内率は90%以上やで。すごいよな90%やで。7歳以上の馬は1着なしと惨敗やけど、ケイティブレイブが7歳で2着、2021年は8歳馬が2着と3着に入ってる。最近は7歳以上の下位人気馬が波乱を演出してることも覚えとくべきやな。

最後に、最近はミスタープロスペクター系の種牡馬の産駒が強いな。2018年以降で5回も優勝してて、2020年のモズアスコット、2021年・2022年のカフェファラオ、2023年のレモンポップは全部アメリカ生まれの外国産馬や。ちなみにサンデーサイレンス系も3回優勝してるけど、2018年以降は残念な結果で終わってるな」

あおい
「いつも、すごい分析」

チビ
「本当にすごい分析ですね」

馬五郎
「この程度の分析は、過去のデータ-を見れば誰でも解説できて自慢にもならん。我々スッタフの頭の中には、この程度の分析がすでに入っている。それらを理解して馬券予想を立てる。その的中率は、過去の【この馬このレース】を見てもらったら分かるし、ライブ情報が重要なのが理解できるよな。

チビ
「そうですね。馬も騎手も生きていますから、発走直前の状況は大事です。前回の東京9レース初音ステークスでワイド1点4-5(1210円)を的中したのも、ライブで4番のホウオウラスカーズがいいて馬五郎さんが言っていたから買いました」

馬五郎
「【この馬このレース】と【軸馬が走るライブ】は馬券的中の両輪やって言ってることが分かったやろ」

あおい
「うん」

チビ
「次回もよろしくお願いします」