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Xの挨拶「起業したんですか?」

子供たちが1歳代の頃、レバノンという国の首都ベイルートに住んでいた。
双子を連れて近所を散歩していて、こんな風に挨拶されたことがある。

「ボンジュール・カトクート・ハウアーユー?」

・ボンジュールはフランス語でこんにちは。
・カトクートはアラビア語でひよこ
・ハウアーユーは英語でお元気?

「こんにちわ~、ひよこちゃんたち!元気~?」
そのくらいのノリの挨拶の中に、3つの言語が使われているのだ。

レバノンという国の歴史的背景を知っていれば、「まぁ、そうだよな」と理解できることなのだが、知らなかったら「え?なんで?」となるだろう。


Xを始めてから、面白そうな人をフォローすると、フォローバックしていただく事が多々ある。
同時に、ダイレクト・メッセージ(以下DM)をいただく事も、しばしばある。

最近わかったのだが、DMにおける
「起業したんですか?」
は、どうやらX上での挨拶の定型文の様である。


一番面白かったのは、
「プロフィール見ました! 起業したんですか!?」と頂いた時。

つかざきのプロフィール

はて・・・
私のプロフィールに起業を匂わせる要素が、果たしてあっただろうか…?
自分で見返してもさっぱりわからない🤣🤣🤣

むしろ、どんな起業ができる人間なのか、私自身に教えて欲しい。

こんな面白い事があると、ついついプロフィール欄をいじりたくなる。
「海洋生物心理学」とか一見もっともらしいた単語を混ぜてみたくなってしまう。(余談だが、🐦鳥類言語学が確立されたんだから、そう遠くない将来「🐋クジラのオキアミ実験」とか行われるかもしれない😜)


ふむ、せっかくなので、「起業したんですか?」の挨拶を使えるシチュエーションを、X以外の場でいくつか考えてみる。

①政策金融公庫にて
「こんにちは! 起業したんですか!?」
(まぁそうかもしれないが、学資ローンの融資かもしれない。)

②入社式にて
「初めまして! 起業したんですか!?」
(起業していたらそもそも会社には入らないのではないだろうか)

③生活保護課にて
「こんにちは、今日はどうされましたか? 起業されたんですか!?」
(嫌味か、皮肉にしか聞こえないw)


こうやって挨拶を試してみてわかったことが2つある。

私はこの挨拶をうまく使いこなせる気がしない、
初対面の人間関係においては特に(笑)

もう一つは、これがデフォルトの初対面の挨拶であるなら、私はXに向かない人間なのだろうということだ🤣🤣🤣

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