【ブランド紹介】 Jean Paul Gaultier ②ライン解説
こんにちは、自己満です。
第一弾で基礎知識を解説した「Jean Paul Gaultier」だが、
多数あるラインの違いを知らない方も多いはず。
実際に私も、解説している記事を一度も見たことがないです。
そこで今回は、全ラインをまとめて解説しようと思います。
Jean Paul Gaultier
レディースのプレタポルテライン。
※プレタポルテとはパリのオートクチュールメゾン(厳選なる審査をパスしたメゾン)が手がける高級既製服と、一般メゾンが作る既製服と区別するために与えられた名称。
Jean Paul Gaultier FEMME
1976年発表。Jean Paul Gaultierのレディースコレクションライン。
1982年にビスチェ風のコルセットをコレクションで発表し、下着をアウターウェア化するきっかけを作ったのがこのラインです。
Jean Paul Gaultier MAILLE FEMME/SOLEIL
イタリア・FUZZI社製のインポートコレクションライン。
品質の違いに関しては定かではありません。
Jean Paul Gaultier CLASSIQUE
その名の通り、ゴルチエらしさを残したまま基礎の洋服として着ることができるもの。ファーストラインに比べてややシンプルで、過去の絵型やアイテムの復刻なども行うライン。現在は廃止されています。
JPG
カジュアルライン。
蝶野正洋さんがつけているゴルチエのサングラスはここのラインのもの。
Junior Gaultier
2009年にスタートしたキッズファッションライン。
子供服の概念を超えた斬新なアイデアが光るスタイルを提案しています。
Gaultier Jeans
デザイナーゴルチエがデニムを中心としたストリートファッションに影響を受け、1992年にスタートしたジーンズライン。
Jean's Paul Gaultier
2005年、ゴルチエジーンズからジーンズポールゴルチエと生まれ変わります。JPGの互換ラインとも言われており、カジュアルラインとして価格帯を抑えたアイテムを展開。他ブランドのディフュージョンラインに近い構成です。
※ディフュージョン ラインとはプレステージ性のあるラグジュアリー・デザイナーズブランドによる、 デザイン性やハイグレード感を残しつつ、よりリアルクローズとして活用できるように価格を抑えたラインのこと。
Jean Paul Gaultier HOMME
ジャンポールゴルチエのメンズコレクションライン。常に固定観念に捕らわれる事に懐疑的な姿勢を示し、85年にはメンズのスカートを発表し物議を醸しました。アンドロジナス(両性具有)ファッションの先駆けとなり、現在のユニセックスの流れをいち早く先取りしたラインでもあります。高度なテクニックを持って大胆に非日常を演出するデザインにはアーティストのファンも多いそうです。
Gaultier2
Jean Paul Gaultier HOMME から改名しこの名に。
新たなメンズコレクションライン。
Gaultier homme object
メンズラインの中でもこれまでのコンセプトと違う部分を持っています。
ゴルチエらしさを残しながらも、お堅めのビジネスマンでも着用できるようなクラシックさが特徴的です。
以上、計11ライン。
プレタポルテが終了した今、更にアーカイブアイテムの人気に拍車をかけていますね。
これを知って流通するゴルチエのアイテムを見ると
さらにゴルチエライフが充実すること間違いなし!!!!!