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地球上で人間が一番尊いわけではない

世の中、人が主体で生きていることはもちろんのことですが…。
動植物も生きているわけでそれらの一部を人間が命をいただいていますよね。
人が住む家も自然界の存在する何か(国によって違いますが)があるからこそ、快適さがあるわけで、人だけでは、何もできないです。
こういったごくあたりまえと思われることは、有り難いことだということに目を向けたことがある方も多いのではないか…と信じたいのです。

具体的に何を言いたいのかと申しますと、自然界があってこそ、人は生きられる。
つまり自然界も地球上の生き物です。
例えば、日本にはクマもシカもイノシシも街中に出てきますね。
ヒトを傷つけたり殺してしまう危険性、そして農作物を荒らす危険性があるから防ぐために駆除します。
でも良く考えてみてください。
元々は彼らの住んでいた場所をヒトが開発して住んでいるわけです。
気候変動も、人が生み出したことなのに、山に彼らの食べ物がないが故に街に出てきているということを考えていますか?
また、例えばムシが家の中に出てきたら、駆除しますよね?
殺生するか逃がしてあげるのかは、ヒトそれぞれですが、そこも自然界だったのですから仕方がないことだと感じたことはありますか?

経済を回して発展させているのはいうまでも無くヒトです。
生きていくためにさまざまな命の恵みをいただき、感謝しながら生きていくのもヒトです。逆に今の地球に起きている、多々の地球上の変化を及ぼしてきたのもヒトです。
ヒトが尊いのならば、自然界の動植物も尊いですよね。
実際、食事をいただく前の「いただきます」は、いただく命に感謝をするための言葉ですね。概念としてはわかっているのです。

共存共栄を、考えるようになってきましたが、ヒトが生き抜く上で、どうしても動植物をいただくのは、言うまでもなく必須です。その、食べることのできる家畜を育てて食べるのもヒト。
私が言いたいのは、人が一番偉いのではなく、全ての自然界の存在に生かされていることを忘れずに、子どもたちにも伝承していってほしいと言うことです。
『驕(おご)り高ぶるものは久しからず』と謳われているように、健康で働いて安心できる我が家でその疲れをとり…の毎日を過ごせるのも自然界のおかげなので、ヒトだけが偉くて尊いと考えるのはいかがなものかと申したかったのでした。
(宗教家ではありませんので、間違えている部分や行き過ぎた文章がありましたらお詫び申し上げます)

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