有産理論のガバ穴~自己矛盾兄貴と狐仮虎威姉貴の心理~
クッキー☆厨、淫夢厨のみなさん。
ずいぶんと自己矛盾兄貴の有産理論(※)に振り回されているようですが、こんなもの気にする必要はないですよ。
彼は自分が批判されたくないから言っているだけなので。
狐仮虎威姉貴にしてもそう。
※有産理論:創作を投稿している人のことを、何も作らず投稿もしない無産が批判するのはおかしいという理論のこと。
無産のせいで投稿者が消えるのは嫌だとか人権がどうとかいう理屈は後付けであって、彼らの心理は「自分が批判されたくない」というただそれだけです。自己矛盾兄貴にいたっては「自分は批判されたくないが誰かを批評したい」という気持ちで有産理論を持ち出しています。彼の視点では自分に向かう批評は批判に見え、自分が他人にする批判は批評に思えるみたいですね。
自分勝手だなあ。
以上。終わり。閉廷。
以下は長いので詳しく知りたい人だけ読んで
面倒な人は一番下の「まとめ」を読んでね。
とるぴこ兄貴やAZ兄貴、第810インターナショナル兄貴をはじめTwitterなどでも議論されてきた有産理論。(詳細は参考文献およびサイトの一部を参照)
AZ兄貴は面会室のローカルルールという認識のようですが、面会室やCTV☆、スレでも押し付けられていたので淫夢クッキー☆全体の話としていいでしょう。
投稿者のみならず配信者をはじめネットで活動し、何かを晒しているからにはアンチがつくのは当然であるし、批評は誰にでもできることが前提なのにそれを制限することに何の意味があるのか。
ネットで活動する以上、たとえ不当な批判や誤解による攻撃を受けたとしてもそれは活動している人の責任ですよね。批判されたくない攻撃されたくない馬鹿にされたくない、でも売名して承認欲求を満たしたい、投稿者たちとなれ合って親和欲求も満たしたい。
そんな虫のいい話があるわけないでしょ!
批評されたくない、アンチが嫌だ。ほならねネットで活動するなって話でしょ。
確かにほとんど批判されずにネットで活動している人もいるかもしれない。でもそういう人たちは荒らされないよう、批判されないよう細心の注意を払って活動していますよね。でなければアンチが付きにくい天性のキャラを持っている。自己矛盾兄貴と狐仮虎威姉貴のように、自身がきちんと立ち回れないのに無産と底辺の口をふさいだってヘイトためるだけでしょう。
動画静画投稿だけにして他の活動はやめたほうがいいという意見の噴出する理由が、彼らの行動を見ているとよくわかる。
話を戻して批評権限を有産のみに限定することに何の意味があるのか。
無産と底辺に批評の権利はないとする態度に何の意味があるのか。
誰が得をするのか。
これまで言われてきたことを下に挙げてみる。
①有産である自分を攻撃させない防衛効果
②攻撃が減り投稿者が消えにくくなる効果
③無産を煽って有産を増やす効果
自己矛盾兄貴が考えた最大の効果は①だろう。②は信者、熱心なファンにとって大切かもしれないが淫夢クッキー☆という界隈で投稿者叩きを否定することは難しい。投稿者の炎上こそ淫ク☆の醍醐味なのだから。
③に関して、自己矛盾兄貴は投稿者潰し同然の個人的な作品批判を面会室で放送しており、有産を減らすほうに貢献していたので差し引き逆効果のほうが大きかった。むしろ自分に都合のいい人物を優先的に有産認定した傾向さえある。結果として有産というより自己矛盾キッズや信者の割合が増え、後の投稿者☆ネタ問題に発展した。
さらに有産理論には、多くの者が指摘するように有名投稿者のサブアカウント、転生アカウントを見抜けないという原理的な問題があった。無産だと思い軽んじた批評が実は有名投稿者や古参投稿者、他ジャンルの有名人であった場合、知らず知らずのうちにヘイトをためてしまうことがあった。これをクリアしたかに見えた面会室の有産コテハンシステムであったが、判断は自己矛盾兄貴の主観に基づくという致命的な問題点があった。またAZ兄貴の指摘するように、堂々と作者名を晒して議論せよという意図が自己矛盾兄貴にはあったと考えられるが、これはイメージ戦略上のミスムーブを避けるべくサブアカウントを使いたい投稿者のことを考慮していない。
先に述べたようにきちんと立ち回れない自己矛盾兄貴の基準を一般ユーザーに当てはめ、無敵の人を増やしてどうするんですかね。界隈ごと転覆させるつもりなのだろうか。
有産理論のより根本的な問題として批評そのものに意味があるのかという点がある。本来、批評の役割とは表現の多様性を高め、新しい価値を生み出すこと、作者自身も気づけなかった作品の価値を発見することである。そんなことは子供向けの本にさえ書いてある(永井ら, 2009)。
自己矛盾兄貴はそのような批評を行っていただろうか。
彼は全く逆のことをしていた。無知無学のキッズならば解説動画などで動画制作を学ぶことができたかもしれない。しかし面会室をはじめ彼のやっていたことは自己ルールの押しつけと気に入らない投稿者への嫌がらせであり、かえって表現の多様性を失わせ新たな表現を生み出しにくい土壌を形成させたのである。
同質化の進んだジャンルが必ず衰退することはアートの歴史が証明している。
そもそも論として、アングラジャンルにおける批評に意味はないという意見も存在する。この限定的有産理論について少し述べよう。
限定的有産理論
淫夢クッキー☆における批評に意味はない。そもそも視聴者の批判には何の価値もない。
しりり兄貴も同様の意見であったことは当時ツイッターを見ていた者ならばわかるだろうが、あえて復習してみよう。
作品をサービスとして有料で提供している場合、その作品に不備があるなど購入者に不満があれば文句を言っていい。ここまではわかる。金銭を支払ったという損害が出ているのだから。
ではつまらないクッキー☆動画を見せられたと言って文句が言えるのか?何も損害は出てないから文句は言えないでしょう。そりゃあ時間が無駄になったかもしれませんが(笑)。
つまらない動画に対し、こうするべきだ、ああするべきだ、と指摘したところで作者には従う義務がありません。何も報酬は受け取ってないのだから。
無償の表現に対して否定的な批評を出せば、投稿者は「じゃ、やめます」ってことになりますよね。投稿は無償なんだから。被災地に無料配布されたパンの味が気に入らないと言って高級店並みのサービスを要求できますか?誰もボランティアする人がいなくなって餓死するのがオチですよ。
もちろん承認欲求が強くて数字が欲しい人は視聴者の意見を気にして次回につなげることもできるだろう。でも根本的に淫夢クッキー☆で得た数字に意味はない。だから批評そのものに意味がないんです。
好きにしろ
しりり兄貴の言ったように好きにやればいいんですよ。
これはダメ、こうしろ、ああしろ。これはいい、あれはダメ。そんなこと言ってるから無償で表現する人が減っていって、承認欲求モンスターばかりの界隈になる。認めてほしくてみんな同じようなことばかりやるから作品が同質化する。投稿者☆ネタが流行った時もそんな感じがしましたよ。
表現と批評
真の批評は作者自身も知らなかった作品の価値を明らかにする。
自己矛盾兄貴の批評はジャンルを衰退させる。よく「どういう意図なの?」ってきいてたけど、それは作品に意図があること前提で行うわけですよね?
なるほど確かに創作には「問いかけ」「訴え」「主張」がこめられていることがあります。
自己矛盾兄貴はそういう態度、問題意識で創作しているのでしょう。
で、周囲の人間まで同じ創作スタイルに引き込んでどうするんですか。一番つまらないやり方ですよ、その創作方法は。問題を発見してある程度決められた方法で創作するなんて二流以下ですよ、あなたは学生ですか?
真の創作に「問題」は存在しない。決められた「解決法」や「答え」もない。だからこそ創作は楽しく、また難しいものである。
ほかの人たちにも指摘されていますが、自己矛盾兄貴は天才ではなく努力型の表現者なので、学生が課題をやるような方法論でしか創作ができないんでしょう。
まとめ
自己矛盾兄貴の有産理論や批評は、すべて自分のために行ったのであり、淫夢クッキー☆のためにやったのではない。その他のミスムーブは本人の自業自得としても、彼の主張の結果としてアングラジャンルにおける作品は多様性を失い、ジャンルを衰退させた。
こんな人に惑わされず、それぞれが好きにやるのがジャンルの発展には最もよいことだ。
引用文献
永井 均, 内田 かずひろ, 2009. 子どものための哲学対話. 講談社文庫. P.43-54.
参考サイト
自己矛盾兄貴の「有産理論」を可能な限り擁護してみる
https://note.com/cancer356223/n/n896dea101a04
有産 と 無産 と クッキー☆ Ⅰ
https://note.com/torupico/n/n512274458065
有産 と 無産 と クッキー☆ Ⅱ
https://note.com/torupico/n/ncef2481f3be8
言いたい事は、動画で語れよ!!教の恐怖
https://note.com/torupico/n/nb6d4f8dde31f
替え歌?「無産達を責めないで」
https://note.com/torupico/n/n15ae0080b09c
批評、感想と対象物
https://note.com/torupico/n/n40e4323374f9
『空想からレイプへ! 反自己矛盾論 (単品版・前編)』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38349317
『空想からレイプへ! 反自己矛盾論 (単品版・後編)』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38349492
批評は悪いことなのか? −新しい世界の見方−
https://note.com/namiki_yuki/n/n5260d49c6e35
批評家は何の役に立つのか? 樋口恭介『すべて名もなき未来』より
https://book.asahi.com/jinbun/article/13479468
音楽批評は必要か / サカナクションの『NFパンチ』
https://mochizukisana.com/necessityofcritics/
「ダメな批評」とは何か。アーティスト150人が選んだ「酷評集」から考える
https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/678
「批評」って何? 正しい意味と、批評の意義について
https://manager-life.net/oyakudachi/thought_mindset/post_6166/
批評とは何か? 「ポスト」クリティークが叫ばれる時代に改めて問い直す(杉田俊介)
https://book.asahi.com/jinbun/article/14633381
批評・批判の無意味さ
http://blog.livedoor.jp/ipsilon/archives/1766428.html