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ヒライマサヤ 43thバースデーにおおいにうたう!プレミア配信 ネタバレライブレポ 〜後編〜

ぼくの他に会場にいたのは撮影のゆみこ、配信をチェックしてくれるアトホールの河村さん、音響・照明のうえのくんの3人だけ。
一曲終わるごとたくさんコメントが届いてゆみこが一部読み上げてくれたけど、ぼくにダイレクトに聴こえたのはうえのくんの拍手で、それがすごくうれしかった。スタッフがライブをたのしんでいることはとても大切なことだといつも思う。配信ライブではなおさら強く感じた。
ライブ後にうえのくん、「いつも見るたびに感動してますが、昨日はいつもの4倍感動しました!」なんてメール送ってくれてまた感激。
こんなに静かなライブハウスでうたって、それを100人以上の人が、それぞれの屋根の下で観ているって、ぼくにはロマンチックそのものに思えます。

第2部
1. 6月 
6月生まれですし、この日のライブはこの曲からはじめようかとも思ったんですが、すごい緊張する曲なので後半の一曲目に。でもやっぱり緊張した…
「わたしと出会ったこと後悔なんてしないでね」ってだけの歌詞。
いろんなひとに届いて続きの話がふくらんだらいいなと思ってます。

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第1部では暗くて影にしかみえなかったお客さん。スマホの照明をあててようやく映りました〜。フライヤーでは2匹だけだった猫のお客さん、団体さんになって登場です。

2.明星
バンドの曲でも、弾き語りで良さが伝わらなかったらだめ。それはいままでは作った曲をバンドのメンバーにまず弾き語りで聴かせてからアレンジしてきたからだと思うんだけど、The Old&Modernsのこの曲はちょっと別。はじめから森ちゃんとふたりで作ったから、ふたりいないと成立しない部分がある。今回は森ちゃん、Chuck Openと一緒に作ったトラックをバックで流しながら演奏。さらにライブのために尺を伸ばして最後に即興でギターソロも。明星シングルヴァージョンはまだnelco Web Shopでダウンロード販売もしてるのでぜひ聴いて欲しい!
https://nelco.thebase.in/items/28718918

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第2部はこのようにバックトラックを流しながら演奏する曲があるため、ライン入力できるシステムで配信しました。YAMAHA AG 03というオーディオインターフェースを使用。ミキサー卓の音をラインで入れてるので、マイクを通さない声や拍手が拾えないという難点はあるけど、音はクリアーです。
配信としてどんな音が良いか、好みが分かれるところだけど、今回は両方やってみました。みなさんは前半と後半どちらがよかったかな?
後半のやり方だと音が割れやすいのでどうしても音が小さくなってしまう。ぼくは弾き語りなら会場の空気感が伝わる方が好き。
ところで今回のライブ、森ちゃんと一緒にやるか、結構悩んだ。それは音楽は仲間と一緒にやる方がいいに決まってると思ってたからなんだけど、それは思い込みで、仲間とやるも良し、ひとりでやるもまた良し、だ。
配信と弾き語りは相性がいいと、ミュージック・フロム・ザ・マーズの藤井くんが感想をくれた。「バンドセットとか言うと豪華さは出てるけど、どっちかと言えば弾き語りの方が3倍くらい豪華な気がするんだよね、、本人の緊張感も含め。」(一部抜粋)
なるほど。

3.奇跡が起きなくて
自分で作った曲でありながら、救われたり、気づかなかったメッセージを受け取ったりすることがあるけど、この曲もまたお客さんの前でライブができなくなってから、新しいメッセージを発見した曲。
すごいスピードのでる車で、でもそんなにアクセル踏まずにちょうどいい速さでぐんぐん景色が流れていくような気分でうたってます。

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後半はiPadのカメラで配信したので、固定でやることが多かったんだけど、おかげで人形が動かしやすかったようです。これならモッシュもバッチリ!
パンクスのお兄さんも来てますね◎
演奏後のMCで話したんだけど、ぼくはライブで空気が読めない。だから状況がわからず暴走して終わってからメンバーに怒られることがよくあった。配信では、空気が読めなくて当たり前。というか観てる人の数だけ空気がある。だから、みんな自由にたのしめばいいねって。そんなところも配信が自分にフィットしてると感じるところかも。

4.斜陽

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もうかれこれ18年くらいうたっているんでしょうか。
いろんな時代の斜陽があって、いろんな人にとっての斜陽がある。
共演するミュージシャンと斜陽をセッションするとき、そこでズレが生じることがある。どの斜陽?って(笑)
「藪こぎCD-R」、「こんな日を待っていたんだ」、「ネオンホール」、「平井正也、おおいにうたう 船戸さんと二人旅」「まったく最高の日だった」…ちょっと思い出しただけでざっとこれだけの盤に収録されている。
でもひとりで演奏してる録音は、まだないんだな。
手加減なしに自由にうたえるのが良い。

5.瞬キッズ
森孝:允、はなえもんとの3人組バンド、プリーズ!のライブで初披露した曲をソロヴァージョンにリメイク。
うた、コーラス、ギター、ベース、鍵盤はヒライマサヤ
録音、ビートメイキング、ミックス、マスタリングはChuck Openで制作しました。
ライブではボーカルとサイドギターのトラックをミュートしてうたったんですが、リハーサルではなんなく入れたイントロが本番で難しくて、何度もやりなおすという失態・・・失敗しておいてなんですが、このライブの見所のひとつですね。

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「もう一回!」

なんとなくレゲエっぽくしたくてギターと歌を録った後、ベースを入れようとしたらどうしてもノリがあわなくて、リズムをシャッフルに変えて最初からやり直しました。サビのベースラインが好きで、よく口ずさんでしまいます。フィッシュマンズとザ・スミスから受けた影響が、見えるでしょうか?
「瞬キッズ」は投げ銭でダウンロードできるのでぜひ音源も聴いてください。
https://nelco.thebase.in/items/30344319

(ライブMCより)
「いい配信ってなんなんだろうね?いいライブだったなーってのはみんなで共有できるはずだけど。
終わった後にライブハウスでだらだら喋ったりするのも好きだったんだなーと思いました。音楽にはいろんなものがつきまとっているんだね、そういうものも好きだった。」

6.いつものうた(新曲)

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そしてぼくらの毎日は あっという間に変わってしまった
そしてぼくらの毎日は あっけなく消えてしまった
夏休みにどこか遠く 行けたらいいねなんて
(歌詞より)
たどたどしい初演を配信ライブで披露させてもらいました。
いまうたいたいことを、どうにか自分の言葉で歌にできてよかった。
やっぱりぼくがうたいたいのは日常なんだな。
この配信ライブを、いままで旅してきたいろんな街の人たちが観てくれる。違う場所で、この同じ時間を共有するんだってことを、歌にしたかった。
そしてみんな普段は気づかずに生活しているけど、いつだって時間は共有していて、音楽が、配信ライブがそれを気づかせてくれて、しかも同じ場所にいるような気持ちにまでなれるって、本当にすごいことだと思いませんか?

ところでぼくは中川五郎さんのブログを興味深く読ませてもらっていて、五郎さんは実際にお客さんの前でうたえるようになるまで配信という形ではライブする予定はないらしいことを知っていたので、一度ぼくの配信を観てもらいたいと思って招待させてもらいました。すると五郎さん観てくれていて、コメントで新曲素敵ですとコメントをくれたのです!
第2部の配信システムの関係でコメントを読み上げるゆみこの声は入っていないけど、五郎さん、一緒に配信ライブしてみたいと言ってくださったので、今度ぜひ遠隔2マンライブを一緒に配信しましょう〜!
実際にお客さんの前でうたうのは本当に素晴らしいことだけど、そういう空間で音楽を聴くことができるのは、健康で、時間とお金に余裕がある幸運な人たちなんだなって、こういう状況になって気づきました。この配信ライブを入院中の病室から観てくれた友達もいました。
また前のようにライブができるようになっても配信ライブは続けよう。

7.少年
8.うその地球儀

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「ら〜らららら〜」

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ライブの終盤の流れとしては定番の2曲、「少年」と「うその地球儀」でバースデーライブ本編はおひらき。この夜のライブがどんなライブだったかを噛み締めながら、うまく言葉にできないことも全部歌に込めて。
普段のツアーでは共演者みんなとセッションしたりもする「うその地球儀」。豪華さや勢いがない分、ひとことひとこと、しっかりうたえたと思います。最後の即興の歌詞、「ねえ、そこにいるの?ねえ、本当にひとりぼっちじゃないの?きみ、ぼく、きみ、、忘れないでねこんな日のこと」素直に言葉にできて、うたえてよかった。

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「日本中や、海外からもこのイメージにたどり着いた皆さん、最後までありがとう!」
勢い余って「ヒライマサヤのロックンロール」をもう一発やっちゃいました!

アンコール1.どん底

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「どん底!」

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「ヘイ!」

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「こうなるってことわかってたでしょ?!」

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(めっちゃロウがこぼれてあせってる)

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「シンディー・ローパーみたいでしょ?」(え?)

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(ほんものに見えるけど、ケーキはハリボテです)

e.c2.ダーリン

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「もっとそばにおいでよ〜」(近い!)

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(観てくれた人たちに感謝の念を飛ばしてる図)
「こういうときは大きい声を出すとさみしくなる、から、小さい声でありがとうございました」

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会場のスタッフと一緒にハッピーバースデーをうたいましたが、ぼくの声しか入ってないのでめっちゃさみしい。

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しぶとい最後の一本!

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「みんな、また会えるのたのしみにしてます!」(ブツッ)
てなわけでヒライマサヤ43thバースデーにおおいにうたう!
うたい切りました!
ネタバレライブレポ最後までおつきあいいただきありがとうございました!

そしてこのライブは6月24日まで公開されています。
まだ観るチャンスあり!
さらに、生で見れなかった人のために勝手にアンコール配信も決定!
もうチケット買ってくれた人は、追加料金なしで観れます。
日曜日ならタイミング合うという人はぜひチケット買って
バースデーライブの録画もあわせてたのしんでもらえたらうれしいです。

『ヒライマサヤ 43thバースデーにおおいにうたう!勝手にアンコール配信ライブ』
サウンドプールリバティから配信。
バースデーにうたえなかった曲を中心に演奏予定。
◆放送予定
2020年6月21日 (日) 20時〜21時30分予定
◆出演
ヒライマサヤ(うた、ギター)
◆チケット
1,000円
https://twitcasting.tv/hirai1996/shopcart/7281
にて販売

ではでは、みなさんまたお会いしましょうー!
ごきげんよう!




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