【試合は人生の集約】
こんにちわ
物凄く遅くなりましたが
ありがたいことに
今年も韓国へ遠征する
機会を頂きました
ホッケーに没頭できる約3週間を
豊富な経験とコーチングの資格を
持つ粥川さんと過ごすことができました
生活の中で色々と過ちも犯しながら
多くのことに気付かせていただきました
早速初日から気付かせて
もらったことがありました
それは「試合は人生の集約」だということです
ホッケー限らず
スポーツをやっていると
その人の人格がプレーに出ると
言われることがよくあると思います
たしかに性格は評価されなくても
ホッケーさえ上手ければいいと豪語しながら
物凄い結果を出し続けている選手は
今のところ見たことはありません
人格に問題を感じていても
通用してしまうのは
スキルや戦術の理解や経験
周りの環境やレベルから秀でた特異性に
(足速いとかストローク速いとか)
単純に大きな差があるからだと感じます
しかし上のレベルになればなるほど
その差は小さくなり
特徴の裏を付いた駆け引きや
対処法もされるために
通用しなくなる場面があります
ここまで来ると細かい精度や
プレーの選択にも影響する
普段の生活の考え方と向き合うか
気にせず貫くかすることになります
ホッケーは試合展開が速くなればなるほど
頭で分かっているだけではちゃんと通用しません
ホッケーに限らず試合の間は
長い人生を短期的に凝縮して表現したもの
いわばホッケーの約60分間は
その人の人生の集約です
例えば僕によくあるのが
「雑さや適当さ」
によるものが問題として挙がります
<コミュニケーションにおいて>
1.しっかり話を聞けていないことがある、曖昧な理解で納得してしまう
ホッケー:戦術、コーチングポイントの不理解、同じミスを繰り返す
対策例:確認や報連相をすること、できるまで意識して繰り返す
2.会話の返しが反射的、的確でない
ホッケー:ワンパターンな選択、無意識的な行動
対策例:考えてから発言をする、分からないことは分からない
3.情報の正確さに欠ける
ホッケー:チームとの信頼関係の欠如、誤った情報把握
対策例:納得の行くまで確認、質問をする、アウトプットしてみる、曖昧な情報は話さない
<仕事において>
1.時間に追われたり、タスクが増えると焦る
ホッケー:緊迫する試合、状況になると冷静な判断ができない、視野が狭くなる
対策例:割り切ってやることを絞る、任せられたタスク量でも落ち着いて処理できるほどの要領を掴む
2.確認しない、確認しても.ミスが出る
ホッケー:パスがずれる、ボールを受けてもプランがない、意図のないドリブル・パスをする
対策例:何度も確認する、確認するポイントを把握しておく、できる人に任せてみる、他の人にも確認してもらう
3.自分の要領以上に仕事を受け持つ
ホッケー:あれもこれも一度に習得しようとしすぎて、時間不足、集中力の分散、結局どれも中途半端な技術や戦術理解
対策例:要領を広げる、他人を頼る、断る
ざっくりとですが、雑、適当が
これが60分間の間で
プレーとして反映される確率が高まります
対策としては、自分の能力を高めるか、他人に任せるかのどちらかになると思います
どの性格が特別良い、悪いもないと思います
あとは自分の価値観、なりたい方向性、優先順位によって対策を考えるものだと思います
24歳までホッケーをやってみて
パフォーマンスにおいて
良い傾向と感じる性格としては
・自己責任が多いと成長のきっかけを増やす、気付ける
・感謝出来ると活気がある、応援される、継続できる
・ずる賢いと相手の特徴を把握する、相手の意表をつく反応を引き出す
・主体性があると指示される前に動く、判断が早い
・細かいと細部に気付ける
・こだわりがある、考えがはっきりしていると自信があり、失敗してもはっきりとした結果が出る
・情熱的な人、勇気のいる発言や行動ができる
めっちゃ主観的ですが
ざっくりと言えばこんな印象です
性格の部分にもアプローチしてこそ
培った技術や知識、経験がより活きます
変化させるにも時間がかかる場合があります
そこで「継続」は絶大な力を発揮します
継続の威力は普遍だと感じます
ここも追究すれば
質に継続が上乗せされ
より濃厚な試合にできる言えます
高い集中力で質を高めて
継続することが出来て
技化されるものです
何はともあれホッケーも私生活も
リンクしているということ
ホッケーだけと思わず
自分の人格も高めていけるような
志を持って取り組めたらと思います
明日からも頑張って行きましょう😊🏑