射出成形機
これは、いわゆる、『ガンプラ』
左上のガンプラは、その下の、青・黄色・赤・ピンクのプラスチックのものを使って作ったのですが、これをランナーというそうです。
走るように、流れていくからランナーっていうのかな?
このランナー。プラスチックを流し込んで作っているのは、想像がつくけど、この色分けは、どうやっていると思いますか。
きっちり、ここまでが黄色とか、ここは、透明のピンクとか・・・どうやっているのだろう?ってことで、潜入取材をしてきた、画像がこちら!
って、嘘ですが・・・
こちら!
(株)バンダイさんの、電動式4色射出成形機です。
といっても、これもプラモデル。
右の4つの箱(下の画像のほうがよくわかるかな?)から、4色のプラスチックが、出てくるようです。
本当の装置も、こういったもののようですよ。
07.ガンプラの生産|ガンプラのできるまで|SPECIAL
下の方に画像あり
ほかのサイトですが、
ガンプラじゃなくて「ガンプラを作る機械」のプラモ
にも、情報あり。
それで、『射出成形とは』
===射出成形(インジェクション形成)===
溶融させたポリマーをピストンで金型の空洞部分に押し入れる方法で、立体的な成形品を作るのに適しています。
プラモデルの部分は射出成形で作られています。この方法では、成形品に樹脂を注入した跡が残ります。
たとえばプリンなどの容器(厚いもの)では、底面の中央あたりに小さな突起が残っていますが、それが樹脂を入れた部分(ゲート)です。そのほか、CDやDVDおよびそれらのケースも身近なものですが、コンテナなどの大型のものもこの方法で作られています。
機能性プラスチックのキホン より
こちらは、実験隊の関係者が執筆したものです。
先に出てきた、『ゲート』は、このCDケースだったら、光っている部分の左下のところにあります。
偏光板で、はさんでいます。
ゲートからは、プラスチックがシュワーッと流れてくる 様子が想像つきますか?
その流れた跡(ひずみ)が、偏光板で挟むと、虹色に見えるのです。
きれいだけど、作っている人にとっては、ひずんでいて、壊れやすかったりする要注意部分となります。
それで、偏光板を使ってこういった検査をして、その結果によって、ゲートの場所を変えたりとかすることもあるようです。
この射出成型に関して、ちょっとレアモノ発見!
先のガンプラを作る装置のガンプラですが、
本当は、上画像の下の方の、白い部分には、上下の▼▲の様な空洞部分がありますよね。実はそこは、つながってないといけないのです。
( ̄ー ̄?)…..??ありゃ??
流れが足りなくて、止まっちゃったんでしょうね。隙間ができっちゃっています。
実験隊的には、レアモノとして、保存しています。
ちなみに、プラスチックを形作る方法は、他には、押出成形・カレンダー成形などがあるようです。よかったら、機能性プラスチックのキホン
読んでみてね。