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mer撮影会ものがたり。vol.3 〜撮影会運営のウラ(?)側〜

新年あけましておめでとうございます。

こんにちは。
ついに、2022年になってしまいましたね〜。
昨年は自分にとってかなり激動の一年でした。
同時に周りの方々のありがたみを感じる一年でもありました。
昨年お世話になった方、昨年はお会いできなかった方も、引き続きよろしくお願いいたします。

さて、前回よりかなり間があいてしまいましたが。
今回は、予告していた”撮影会運営のウラ側”について、お話ししたいと思います。

⬇︎これまでの記事はこちら

ではさっそく、本題に入っていくわけですが。

まず、今回の記事を執筆するにあたって、私は「自分こんなに頑張っているんです!」アピールがしたいわけでは全くないですし、「こんなに大変なことを一人でしているんだ…」と心配されたいわけでもないですので、その点は誤解の無いようお願いいたします!笑
そして完全に私の主観的な部分も入っているので、ご理解いただいた上で読み進めていただければと思います。
こんな思いを持ちながら、こんな事をやっているんだぁ〜〜。というのをお伝えしたく文章で発信しているので、そのくらいの気持ちで、温かく見守っていただければと・・・(間違っているところがあれば、そっと教えてくださいm(_ _)mペコリ)

211128merエスフォトウォーク-篠島78

撮影会代表ってどんなことするの?

はい。まずこれは”代表”の定義がどこにあるかで大きく分かれます。
個人的な考えですが、2パターンあると思っています。

1つ目は、広告塔としての”代表”です。
バックに何かしらの会社があり、その撮影会のシンボル的存在、それに加えて所属モデルさんのお手本となる存在。
私が関西にいた頃所属していた撮影会もこのパターンだったかな?
ここでいう”代表”の方が、会社さんの業務にどこまで関与されているのかは分かりませんが、多分そんな感じです。

2つ目は、完全に裏方業務も含めた”代表”です。
こちらは代表というより”主催者”という表現の方が正しいかも?
撮影会を取り締まる、といったイメージが強いです。

で、mer撮影会の場合、このどちらのパターンにあたるかというと・・・
正直どちらもです。(厳密にいうと、バックに会社はついていません。)

私の場合上記2パターンのどちらにもあたるので、日頃はざっとこんな感じのお仕事をしています。

①毎回の企画準備
ここではまず、どんなコンセプトで、どんな場所で開催するかのイメージを企画に落とすところから始まります。
なるべく街ポトレばっかりにならないよう、また季節に合った被写体(桜とか、紅葉とか・・・)を撮れるように、ということを意識して組んでいます。
そして開催地の候補がある程度出てきたら、そもそも撮影会の開催が可能な場所かどうか、開催許可の申請はどこからできるのかをリサーチします。
申請が必要な場所であれば窓口へ行きます。(このあたり本当アナログで、公園などの事務所に直接行かなければならず… 早くWeb申請化されることを祈るばかりです…笑)
またスタジオの予約をする場合は、周辺の環境(駐車場あるか?とか、間取りが載っていなければ送ってもらうとか)をスタッフさんに聞いたりなど。
そして企画内容が確定した後、HPを作成し、公開して、やっとここで一つの企画が完成します。

また開催に伴って、予約の管理。(最近ありがたいことに、予約開始日の21時の瞬間にかなりたくさんのご予約をいただいているので、毎週21時前にはPCと睨めっこしています。笑)
そして、その日ご予約いただいたカメラマンさんのアカウントリストをモデルさんにお伝えしています。(これは、その日撮ってくださるカメラマンさんがどんな雰囲気が好きそうかなど、モデルさんもあらかじめ理解した上で撮影に臨んでほしいという気持ちで、立ち上げ当初からやっていることです。)

②モデルさんの管理
自分的にはこれもかなり重要な要素です。
スケジュールの調整など基本的なことだけでなく、mer撮影会では”モデルさんへのサポート”に重きを置いているので、実は皆さんの見えないところでいろいろな動きが存在しています。笑

例えばポージングの講座。これは各種SNSでも公開しておりますが、定期的に開催しています。(最近できていなくてごめんなさい・・・)
実際私自身、指導できる立場なのかと言われるとハテナですが、モデルさん一人ひとりの癖など、客観的に見てアドバイスをしたりします。
またSNSに上がってくる写真を随時チェックして、似た雰囲気のポージングばかりになっていないかなどを考えています。

⬇︎ポージング講座の様子

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また、力を入れているSNS運用について。
前回の記事でも記述している通り、まずは撮影会当日のパフォーマンスが何より大事なのですが、「新しく自分を知ってもらう」という点ではむしろSNS以外に手段はありません。

「撮影会の予約が入らない…」という声をたまに聞きますが、個人的には、枠を埋めたいだけならフォロワーを増やせば良いと思います。
例えば、そのモデルのTwitterアカウントにカメラ業界のフォロワーさんが1万人いたとすれば、少なくとも撮影会1日の4、5枠は埋まると思いませんか?(これはかなり個人的な感想です。そして言わずもがな、枠が埋まれば良いという考えは本質から外れてしまっているので・・・)

でもやっぱり多くの人に知ってもらうに越したことは無いので、まずはそこをスタートラインとし、”自分がどんなモデルなのか”、”どんな考えのもと活動しているのか”を工夫しながら発信する。
カメラマンさんとしても撮ってみたいモデルが、普段どんな写真を撮られているのか、またどんな表現をするモデルなのかというのを知っておきたいという気持ちはどこかにあるはずです。
なのでSNS運用における努力も、しっかりと活動していく上で不可欠だと考えていますし、これはモデル活動以外でも言えることですが、何も行動しない人には何の成長も成功もありません。
実際にウチの所属モデルさんでも、ちゃんと努力している子は撮影会のご予約もいただくようになってきて、モデルとしてのスキルもめきめきとアップしていたりなど、日々成長を感じています。
そういったところも、代表としてのやりがいの一つでもあります。

③SNS運用
3つ目は、mer撮影会自体の公式SNS運用です。
といってもほとんどTwitterですが。(インスタはおサボりがちになっておりごめんなさい・・・笑)

ここは最近やっと運用のコツが掴めてきました。
これまでは淡々と撮影会の告知をするだけでしたが、それだけでは見ている側の興味も薄れていくでしょうし、拡散力UPにも繋がりません。
そんな中、企業アカウントのSNS運用についての本を最近読みまして。
通常、これまでの私のように告知とかをするのが企業アカウントだと思われがちですが、とある企業さんのTwitterアカウントがバズった事について、「Twitterはそもそも宣伝するためのSNSでは無い」といった内容のことが書かれており、それに気付いてから少しずつ運用を変えております。(現在もまだまだ模索中です。)
なるべく現場の雰囲気をお届けしたい、という思いから、「#mer撮影会の日常 」というハッシュタグを使いモデルさんのオフショットを主に発信しています。

また、写真だけだとやはりどんな人なのか分からない(実際に会ってすごい無口なモデルだったらどうしよう・・・とか。笑)というのがあるので、最近Twitterやインスタでライブ配信を始めました。
ちなみにライブ配信は、私自身も関西の撮影会に所属していた頃(2、3年前とか?)よくやっていました。
普段の投稿オンリーより、距離感も近くリアルタイムでコミュニケーションが取れるので割と好評です。(です?)
今年はさらにYoutubeとかできたらいいなあ〜と思っています。

ざっと振り返ってみると、主にこんな感じです。

他にも何か色々コソコソとやっていますが。
ざっくり主な内容としては上記の3点です。(あ、書きながら思い出したけど経費の管理もやってるわ・・・)

よく「普段会社員なのにそんなに色々やってしんどくないですか?」とか「何か手伝えることあれば言ってください!!」とお声掛けいただくのですが、本当にどれも心から楽しんでやっているので、しんどいと思ったことは全くないです!(大声)
あまりあれこれやりすぎるとミスするので、詰め込み過ぎには注意ですが・・・

元々何かについて考えるのも好きだし(特に撮影関連に関しては)、関西の撮影会所属時代に、自分がやりたい企画を考案して実現していただいたこともありました。(今思えば、よくこんなワガママ聞いてくれたなと思います・・・)
加えて、考えたことがカタチになるというのは、何にも変えがたい喜びや達成感があります。
そしてカタチにしたことで、目の前のカメラマンさん方が楽しんでくださっている姿や、キラキラ輝いているモデルさんたちの姿。
それを目の当たりにする瞬間は、心から「やっててよかったな」と思います。
そういったことを目指して、日ごろ代表のお仕事に励んでいる次第であります。

好きなことを仕事にできるって、なかなかない。

これは社会人になってからよく聞く言葉です。
今、こうやって撮影会のお仕事を心から楽しみながらやっていて、それでいてちゃんと周りに人が居てくれること。
これは本当にありがたいことだと思います。

目の前のカメラマンさん、熱心に取り組んでくれるモデルさん、そしてどうしても私が手の回らない時に手伝ってくれるお友達。
周囲の人がいなければ、撮影会は成り立たないものです。
心から感謝しております。

昨年は立ち上げ初年で慣れるのに精一杯でしたが、今年はより付加価値を提供できるように励んでいきたいと思います。
懲りずにまだまだチャレンジしちゃうぞ。

というわけで、今回も長くなってしまいましたが、このあたりに。
この回で書きたいことをかなり書いてしまったので、”mer撮影会ものがたり。”は3部作ということで一旦終了します。

最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
(また何か書きたいことが見つかれば書きます。笑)

おまけ。

昨日、2022年の始まりでキリが良いということで、mer撮影会HPをリニューアルいたしました。(パチパチ…)

モデルは、昨年9月に行なったミスコン企画 ”Miss mer Princess 2021”で、見事グランプリに輝いた望夢ちゃん(mer撮影会 所属モデル)に勤めていただきました。
実はこのLOOKですが、僭越ながら私が撮影させていただきました。
ちなみに普段はモデルというか人を撮ることは一切ありません。(というか、そもそも新しいカメラ買ってからほぼ何も撮影していない・・・)
なので分かる事は、ISO感度と露光(?)くらいです。
何せ構図のレパートリーが全く無く、枚数の少なさとレタッチでごまかし、あとはモデルさんの顔面に助けられました。(なぜ誰かに頼まなかったのか・・・)
普段いろんな構図で撮影されているカメラマンさん方はすごいなぁと、改めて素直に思うのでした。
でもせっかく色んな方の応援のおかげで彼女がこの座を勝ち取ったわけなので、それに恥じないよう一生懸命撮りました。

そんなmer撮影会の新たなLOOK。
是非ご覧いただけると嬉しいです。
以上、撮影ウラ話でした。

photo: YASUHIROさん (instagram)

mer撮影会公式Twitter



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