やり続けてきた自分に感謝

昔、何気なくラジオをつけていたら、
タレントの出川哲郎氏が熱く語っており、
その内容に惹きつけられたことがあった。

彼は、その番組の中で、
「やり続けることが大事なんだ。自分はただただやり続けてきた」
と泣きながら何度も語っていたのだ。

彼の芸風は、
本当に體と心を酷使するもので大変だろうなと思っていたけど、
それでも必死にやり続けた結果、今の地位を築いてきたのだろう。

彼が感じてきた辛さや悔しさは想像を絶するものだと思う。

「やり続けることの重要性」を語らせたら、
確かにこの人の説得力に適う人間はそうそういないかもしれない。

ところで、私はこのnoteで記事を投稿するようになって約6年。
最初の頃の記事は、
12年前に書いていたブログ記事から移植したものである。

なので、自分の考えや気づきなどを記事化し始めたのは、
12年前からである。

最初は、独りでアツく想いを告白するような気恥ずかしさがあったが、
何故か、それをすることが自分には必要だと思ってやり続けてきたのだ。

勿論最初は、ほとんど読まれることもなく、
知人からも「文章が長い」とか「考えすぎ」とか言われることが多かった。

でも、それに懲りずにただ、投稿し続けていった。

そして、今から2か月ほど前に、
ある方が私の記事を最初から読んでくださるようになり、
コメントまでしてくださるようになったのだ。

12年前に書いた記事。
もう読まれることはなく、電脳空間にただ放置されているだけ
だろうと思っていたものを、ちゃんと読んでくださった人がいる。

その事実が、とても励みになった。

そこからペースを上げて書くようになったのだが、
その方とのご縁で、本当に多くのことを学ばせて頂いているし、
そこから益々素晴らしい学びの循環が展開していっている。

あの時、腐らずにただ書き続けた自分に感謝したい。

あの時に懲りずに種を撒き続けてくれたおかげで、
12年後に大きな収穫を得られるようになったからだ。

そして、12年前の記事を丁寧に読んでくださったその方にも
心から感謝申し上げたい。

それから、そんな方達と出会うことができた、
このnoteというプラットフォームにも感謝している。

これからも、懲りずに種を撒き続けていきたい。


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