![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131169672/rectangle_large_type_2_fd4157bfa177658b95af9a81bf4b69ed.jpeg?width=1200)
森 物 語 30年以上昔の本ですが
文章は、高田 宏さん。
写真は、水越 武さん。
30年以上前の、古い本ですが、なんど読んでも、どこを開いても、魅入ってしまう文章と写真。
![](https://assets.st-note.com/img/1708164102441-6EX2C348V4.jpg?width=1200)
春到来の宣誓
高田さんの文は、飾らない言葉を紡いで、繋げて、編んでゆく。
高田さんが紹介された本は、やっぱりみんな上品な味わいがあった。
水越さんの写真は、森の深さと昏さを覗かせる。
![](https://assets.st-note.com/img/1708164978058-I3rs71lsdo.jpg?width=1200)
艶やかな紅葉の写真でも、どこかに慎み深さを感じてしまう。
森物語はとても静かな一冊だが、ページをめくるたびに、心地よい音楽が聴こえてくるような気持になってしまう。
![](https://assets.st-note.com/img/1708164145703-YJszkcsRaO.jpg?width=1200)
くねくねと音がしそうだ
静かすぎて、心地よくて、そして森に行き、森に浸りたくなる。
そして、最後に「森のなかでは言葉はいらない」、「沈黙こそが言葉以上に豊かであることを知る」と書いて、本を締めくくっている。
265ページの最後の一行まで、大人の山の物語。
![](https://assets.st-note.com/img/1708164354948-sGv1DMmvFo.jpg?width=1200)
静かという写真