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熱帯魚を飼い始めた【ベルギー日記n°89】
温かくなったかと思いきや、また寒くて雨の日ばかりが続いています。冬のコートがなかなか手放せません。
そんなベルギーですが、最近、我が家は熱帯魚を飼い始めました。
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私の趣味ではありません。夫です。
先日、夫がもともと飼っていた魚(プレコ)が死んでしまったのと、夫の妹が飼っていた亀がいたのですが、妹が亀をやっと自宅に引き取ったことでその水槽が空いたので、新しく魚を買いたくなったようです。
魚を買う前に、水草や石を買ってきて、魚を迎える準備をしていました。
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なかなか素敵なセンスです。
魚の種類は子供と魚屋さんに行って、一緒に決めたようです。
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私自身は、小さい頃に金魚やめだかを飼っていたことはあるものの、とくに魚に興味は無く、魚飼育の知識は皆無。
これが、見てると結構大変そうです。
きっと、魚好きの人たちにとっては常識なのかと思いますが、水槽に水草や石を置き、水を入れて、すぐに魚も入れていいわけではないようです。約1ヶ月、フィルターで水を濾過し続け、水が綺麗になるまで持たないといけないようです。
その後も、一度にたくさんの魚を入れると、魚にとって毒となる物質が水中に増えてしまうらしく、水の状態を観察しつつ少しずつ入れないといけないようです。
我が家も最初に2匹購入、1週間後にまた2匹購入するために魚屋さんを訪れたところ、水の「亜硝酸塩」の濃度が高いとのことで、この日は魚を購入できませんでした。代わりに、この亜硝酸塩の濃度を下げる薬と掃除用具を買って帰ることになりました。
そして家では夫が、これ以上水が汚れないようにと掃除をしたり、温度管理をしたりとしています。
魚好きな人は、きっとこういうお世話が楽しいんだと思いますが、私はやっぱり魚飼育はハマらなそうです。
でも、魚は懐かないから可愛くないと思っていましたが、指を近づけるとよってきたりして、少し魚に対して愛着は湧いてきました。
ちなみに、ちゃんと名前もあります。子供がつけました。赤いほうが「ルージュ(フランス語で赤)」黄色いほうが「ジョンヌ(フランス語で黄色)」です。わかりやすい!
話が少しでずれますが、魚を買った魚屋さんの店員のお姉さんがとても素敵なんです。
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子供たちが店内を走り回っても嫌な顔を一つせず(母は嫌な顔しかせず子を追いかけますが)、掃除用具などで遊び始めようとしても「うちで一緒に働く?」と笑顔で対応。さらにはそんな暴れん坊と手をつないで、レジ周りツアーまでしてくれるという心の広さ。この心の余裕、見習いたいものです。
ということで、ルージュとジョンヌを可愛がっていきたいと思います。