ブラックロックと米国政府の関係!
ここでは、世界最大となった投資ファンド、ブラックロックについて投稿します。
先日、ジェームズオキーフの潜入取材のTwitterについて投稿しましたが、及川幸久氏のチャンネルで詳しく解説が行われました。
まずは、及川幸久氏の話を聞いたあとで、ブラックロックと米国政府がどのような関係を持ってきたのか、どういった人物が関わっているのかを分析したいと思います。
では、早速、覆面取材で有名なジェームズオキーフについての及川幸久氏のチャンネルでの話を聞いていきましょう。
ブラックロックとバイデン政権
(Wikipediaより)
ブルームバーグ記事(2020/12/2)
アメリカで一番のジャーナリスト
ジェームズオキーフは、少し前はプロジェクトベリタスという自らが作ったグループでファイザーの大スクープをやったわけです。
次のターゲットはブラックロック。
この2つはグローバリストの代表みたいな会社です。
6/21、Twitterの動画で潜入取材が公開されました。
プロジェクトベリタスを改め、今はOMG(オキーフメディアグループ)と言います。
自らをゲリラジャーナリズムと呼んでいます。
ブラックロックのCEO
ブラックロックのCEOはラリー・フィンクという方。
世界経済フォーラムの常連。
経済界のグローバリストでいうと、
クラウス・シュワブは世界経済フォーラムの代表。
ジョージ・ソロス(世界三大投資家の一人)
ラリー・フィンク、ブラックロックは彼らと並ぶくらいの存在感を持っている。
マスコミや主要メディアはみんなグローバリストに従うなか、グローバリストと闘うのがジェームズオキーフ。
ラリー・フィンク(英版)
ブラックロックの採用担当の人物
この採用担当者への取材に成功。
OMGの中の女性ジャーナリストがこの会社に入り込んで、リクルート担当の人に的を絞っていた。
これまでは、ジェームズオキーフがやってきた潜入取材は、全て内部からの告発があった。
ベラベラと喋っているが、まさかカメラが回っているとは知らない。
セルジュ・バーレイ氏
オキーフのTwitterは下記でまとめています。
上院議員は1万ドルで買える
政治家はお金で買える。
上院議員はもの凄く安い。
1万ドルで買えると言っています。
戦争はビジネス
こういう金儲け中心のブラックロックのような世界最大の運用会社の意向もあって、バイデン大統領はなんとかこの戦争を長引かせようとしているわけです。
ブラックロックは世界を動かす
それは私たち(ブラックロック)がやっているということ。
誰かの人生の行方を決める
ものすごい自信です。
まさに世界を動かしているのは我々ブラックロックなんだと。
メディアは無視
この動画が出て、早速、ものすごい数が再生されているんですが、Twitterでの検索はすぐに出てきます。
他のプラットフォームではまず出てきません。
YouTubeは出てきます。
Googleやヤフーでは出てこないらしい。
※ 6/26現在、ブラックロックで検索してもこれにかかる報道は一切ありません。
大株主
世界最大の投資運用会社なので、ありとあらゆる会社の株主になっている。
例えば、Google、アルファベット社ですね。
第2位の株主。445億ドル、366万株を所有。
都合の悪い投稿はやはり出ないのでしょうか。(YouTubeは出ています。子会社。)
ネタばらしの動画
(動画再生)
最初は潜入取材で無名のジャーナリストが行くわけですが、その後にジェームズオキーフが出て行くわけです。
バーレイ氏に会いに行きます。
実はあなたを取材していましたと明かします。
取材に気づいて警察に行きます。
警察に来いと。被害届を出そうとしています。
以前は、犯罪者は警察から逃げるけど、今は警察に逃げ込むみたいなことを言っています。
オキーフに起きたこと
ネタばらしの動画をアップしたら、ものすごい数のEメールが なだれ込んできたと。
全てのアメリカの州からのメールが入ってきているんです。
それは毎分入ってくる。
州政府のいろんな機関からのメールが入ってくる。
一種の邪魔なんでしょうか。
こんなことが起きているという話です。
(日本語翻訳に切り換えて観られます)
ジェームズオキーフの潜入取材というのは、グローバリズムの超大物を狙うので、その反作用も大きいです。
前回、ファイザーを狙ったら何が起きたか。
自分が作ったプロジェクトベリタスから追い出されてしまったんです。
その背後にファイザーがいたのではないかと言われています。
ブラックロックとゼレンスキー
2023/1月、ウクライナのゼレンスキー大統領が世界経済フォーラムに参加しました。
ブラックロックとウクライナの戦争後の戦後復興投資の契約を結ぶため。
(映像)
ラリー・フィンクCEOとゼレンスキー大統領がリモートで会談を重ねて、ウクライナを支援するという。
ラリー・フィンクCEOが言っていること
「ウクライナを助けるために神様の仕事をする。それに興奮している。喜んでいます。」
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別の視点の評価
(映像)
この写真はカナダでも何か社会貢献されたんでしょうか。
トルドー首相から勲章みたいなものをもらっています。
一見、良いことをされている。
(映像)
これはイギリスのガーディアン。
2021/10/27
タイトル「米国の気候変動に関するトップクラスの悪人たち」
という特集なんですが、気候変動を使って金儲けしている悪人たちということで、マードック、ザッカーバーグ、共和党上院議員トップのマコーネルだとかが出てきます。
その中にラリー・フィンクが出てきます。
※ マコーネル議員は共和党ですが、反トランプなのでしょう。
Wikipediaを読んでいる限りでは、そのように感じます。
いわゆる共和党ライノです。
ブラックロックの投資先
気候変動を利用している悪人ということですが、何をやっているか。
★ 世界最大の化石燃料投資に870億ドル。
気候変動に対しての対策を推進している代表的な会社のはずなんです。
脱炭素の会社のはずです。
その裏では、化石燃料投資に世界最大870億ドルを投資している。
★ 森林破壊から世界のどの会社よりも利益を得ている。
脱炭素であれば、森林を破壊してはいけないはずですよね。
★ 気候変動対策に賛成する株主総会決議に反対票
これもよく分からない。
★ 気候変動対策の政府資金をねだる。
こういうことをやっている会社なんですね。
要は、グローバリズムなんです。
ブラックロックの真意を探る手段
ブラックロックが本当は何を考えているのか、というのを覆面取材でなければ分からないことを引っ張り出してくれる。
ジャーナリズムとしては見事な手法ですね。
ブラックロックの行動分析
ここから先は筆者が綴ります。
イギリスのガーディアンが記事にしている内容が気になります。
これは2021/10/27付けですので、ロシアが攻め込む前の内容です。
ブラックロックの投資先であった原油のチャートを見ると、この時点ではまだピークに達していない。
ピークをつけたのは2022/3月。
ロシアが侵攻した直後です。
脱炭素方針と時系列
2019年頃、世界経済フォーラムで環境問題となりました。
グレタ・トゥーンベリ氏が話題となりましたね。
2020/2月、ブラックロックは、株式市場がコロナショックで暴落の最中にあって、次のように述べています。(下記の記事)
確かに脱炭素の方針です。
さらに、投資先にも温暖化対策を求める発言です。
ブラックロックが「脱炭素化」に本腰になる事情(2020/02/29)
一方、この記事が出た頃から原油価格は下落が加速。
さらに、ちょうどコロナショックと被って暴落。
底打ちしてからは、2022/3月のピークまで上昇一途です。
2020/10月、菅政権は脱炭素政策を発表。
所信表明 脱炭素社会実現 経済界の取り組みと課題は(2020/10/26)
2021/10月の記事(ガーディアン)では、投資先の株主総会で「気候変動対策に賛成する株主総会」において反対票を投じている。
2020/2/29の東洋経済の記事では「ブラックロック自体が気候変動対策に前向きに取り組むことだけでなく、投資先企業にも積極的な行動を求めた。」とあり、1年半で変わるような話ではありません。
理由はともかく、2021/10月時点では化石燃料投資に870億ドルを投じているのであるから、脱炭素推進などというのは真っ赤な嘘であることが分かります。
なお、ブラックロックがロシアの侵攻を読んでいたのなら、2021/10月の記事の時点で株は売れないわけですね。
ブラックロック自身が化石燃料投資先の株を保有しておきながら、脱炭素推進を推奨するなど矛盾することになります。
そんな考えがあったのなら、時系列的には納得です。
2022/3月、侵攻があっての直後に原油価格はピークを迎えます。
気候変動対策の資金おねだり
しかし、一方では政府に気候変動対策の政府資金をねだっているとの話です。
巨額の化石燃料投資を行っておきながら、気候変動対策の資金を要求するなどは明らかに矛盾します。
投資先にも気候変動対策に反対票を入れているのだからなおのことです。
米国政府の要人たち
では、政府側のメンバーを考えていきます。
まず、財務長官はイエレン氏。
彼女は、米国の財布を握っている人物であり、DS側にいると推察できます。
イエレン氏の詳細は下記
イエレン氏のその下にいる財務副長官は、アデエモ氏。
アデエモ氏は、オバマ繋がりの人物でありますが、ブラックロックの元社員でもあります。
財務省という国家予算を牛耳っている部署の高官ということは、何でも可能ということです。
アデエモ氏の詳細は下記
続いて、バイデン大統領の指南役であるブライアン・ディース。
元ブラックロックの社員です。
経済政策の指南役として、政府の方向性を考える役割の人物。
なお、現FRB議長のジェローム・パウエル氏がどういった人物像であるか、Wikipediaからは判別しづらいです。
なぜなら、経歴だけでほとんど目立つ発言がないからです。
共和党員というだけで保守派とは言えないですが、共和党ライノである可能性もある。しかし、ただただ穏健派なのかもしれません。
日本人が好きそうな「良いおじいちゃん」に映るかもしれない。
簡単に紹介すると、
共和党。
パパブッシュ政権で財務次官補。
その後は8年間、投資ファンドの共同経営者。(設立には関わっていない)
2012年、FRB理事。
トランプ大統領に議長に指名される。
2022/5月から2期目。
気候変動対策を理由とした政策と、相反する化石燃料投資のダブルスタンダードは単なる金儲けであり、本音では気候変動を考えたものではないということでしょう。
バイデン政権に深く組み込まれたブラックロックの影響力がどれほどのものか、今回のブラックロックの暴露話がそれを裏付ける。
ブラックロックの社員バーレイ氏はハッキリ言っています。
「誰が大統領であるかは関係ない。大事なのは誰が大統領の財布をコントロールするか。」と。
まさに、国の財布である財務省をブラックロックが牛耳っていると言われてもおかしくない状況です。
さらには「戦争はビジネス」だと。
直前のロシアの提案をことごとくはねつけておいてロシアを挑発し、ウクライナ侵攻へ導いた。
当然に化石燃料はさらに上昇します。
コモディティ商品も軒並み上昇します。
ロシアの攻撃対象をも計算に入った解説は、戦争回避など考えていない証左です。
戦争を長引かせるという意図も古い弾薬を大量に消費させ、新たな生産を行うための手段と考えている節もある。
物価上昇を誘発し、必然と政策金利の引き上げが起こり、債権の暴落を引き起こす。
10年国債利回りは最安値0.33%から最高値4.33%まで上がる結果となります。
債券価格は利回りと逆です。
コロナショックで超のつく高値となった時点で利回り0.33%。
その後の政策金利引き上げによる債権の暴落で4.33%の利回り価格まで下がったということです。
バーレイ氏の話は、ロシアが侵攻するまでを読んでいたならば、あるいは政治家の動きを把握していたならば、ブラックロックがそれに合わせて行動することは容易となります。
戦争終結より復興のお金が優先事項?
戦争は終わっていないにも関わらず、既に復興がどうのという話になっています。
これもおかしな話です。
既に終結に向けての動き出しがあるのかもしれませんね。
それは単に計画的に実行するということでしょうか。
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