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幸せなピアノ教室のはじまりは 〜すべての起業に通じるもの〜
こんにちは。
今日はじじまるの教室がどのようにして皆さんに通っていただける教室になったのかをお話ししてみたいと思います。
幸せなピアノ教室はどんなところに立っているのか?
じじまるの教室は地方都市の山の中にあります。
まさに山の中の小さなピアノ教室です。
つまり決して生徒さんが通いやすい立地条件ではないということです。
12月〜2月は雪が解けずに居座っています。
ですから、決して恵まれた地域、環境とは言い難いです。
しかも当初はピアノ教室を開業予定ではなかったじじまるです。
いざ開業するとなった時、レッスン室はそれまでの寝室だった場所を改造し、教室の入り口は夫がDIYで急ごしらえするなどして、どうにか今の状態に整えました。
最初の年の生徒は何人?
実は友人のお子さん一人だけ、教えてはいました。
でもこの時点では開業は全く考えていません。
結婚前にも数年ピアノを教えていたので、ブランクはあれどそれがとても楽しかった🎵
そんなこんなしていたら、他のママさんにそれが伝わり急に生徒さんが1人から4人に。
つまり、最初の暫くは生徒4人のピアノ教室ということになります。
自分の2人の子どもたちと過ごす毎日もがむしゃら。
そして喜びでいっぱいでした。
それだけに、この後本格的にピアノ教室として立ち上げるべきかどうか悩みました。
この後、
私が子供の頃からピアノの調律をお願いしている、某大手楽器店の手厚すぎるサポートもあって、ご近所にチラシを入れてもらうことになります。
今考えるとそこまでのご協力をいただけたことに感謝しかなく、いつか必ず恩返しをしたいなと思っていました。
開業するにあたっては、当時の調律師さんが同じ楽器店にまだいらっしゃるかもわからないのに、
善は急げで楽器店に電話をしてみたのです。
それも大胆ではありますが今となっては良かった気がします。
チラシを入れたことでさらに生徒さんが9人集まってくれました。
みんなご近所のお子さんです。
こうして正式なピアノ教室としてピアノレッスンをスタートさせることになります。
以前もピアノを教えていたとはいえ、
専業主婦に何年もどっぷり浸かり、2人の小さな子がいて開業するという選択はとても勇気の要ることでした。
でも独立、開業ってワクワクしました。
起業する時に大事にしたこと
開業にあたり大事にしたことがあります。
自分なんかが…なんて自らを蔑まなかった
あまり人の目を気にしなかった
慎重になりすぎなかった
よくわからないことは素直に相談した
周りの方(家族も含めて)にサポートしてもらう時には本気で感謝し、それをしっかり心に刻んだ(何らかの形でお返ししながら過ごしてきました)
子どもたちに楽しんでもらいたかったら自分も楽しむ(仕事だと思ってやることも時には必要ですが、そういうのは子どもに伝わってしまう)
仕事は「人」につくとよく言われるものです。
じじまるのことについて言うと、
誰かに評価してもらえるように頑張ろう、というよりは
じじまるが人に感謝し、子どもであっても一人の人として対峙し、保護者の方にもいつも平らな気持ちで接する
これだけは教室のはじまりから心がけてきました。
これは、お仕事の対象が「生徒さん」や「保護者さん」でなく、あらゆる「お客様」でも同じ気がしています。
自分の仕事において、
それがどんな小さなプロジェクトであったとしても、向き合い方次第で自分にとってとても大きなことにもなりうる。
当たり前のことも、世の中ではもしかしたら過小評価されてしまうことであっても、それを自分なりの工夫やこだわり、思いをもって、いかようにも輝かせることができる、
そんな気がしています。
明日のレッスンも頑張りましょう🎵
最後までお読みいただきありがとうございました。