思ったことそのまま口に出すか否か問題

想いは言葉にしないと、
口にしないと、
伝わらないし、
それに　相手の考えてることだって分からない

そんなこと分かっちゃいる。
けれど、口にすることがとても怖く
単なる質問が口にした途端、相手を責めるようになってしまいそうで
結局自分のなかで完結してしまうことばかりだ。

特に仕事の場面で。

先日、一緒に働く男の子が何だかいつもより元気がなく、不機嫌だった。

私の性格上、不機嫌な人がいると「私なにかしたかな..」と自分に原因があるのではないかと考えてビクビクしながら接してしまう。

聞けばいいのに、と今文章を書いていても思う。
「今日元気ないね、何かあったの？」
たったそれだけのこと、ができない。

「そうですか？何もないですよ」と言われたら、「そっか」で終わってしまう。

それでいいのだろうけど、私は会話を相手に託すことができない。

言葉の裏側を考えてしまう。

本当に何もないなら、何で？

やっぱり聞かなきゃよかったな、という気持ちになることが想像できて、結局何も言わないし、聞かない。

でも、ひょんなことから元気のない原因が分かった。

一緒にシフトに入っていた女の子が、
「大会の審査通らなくてめちゃ凹んでますよ」と教えてくれた。

そうだった。
でも今朝話した時はあっけらかんとしていたから、まさかそんなに落ち込んでるなんて思わなかった。

自分が恥ずかしい。

他人の気分の原因が自分にあると思うなんて、一種のナルシストだ。

自分にアダルトチルドレンの気質があるのも原因かもしれない。

（アダルトチルドレンとは、幼少期に家族間に不仲などのトラウマによって、発育途中で自分の感情と折り合いがつけにくい・自尊心が低い・他人との距離感がわからないなど、大人になってから生きづらさを抱えるひと）

でも同時に原因が分かってすっきりした。

ちゃんと会話しなくちゃな。