義父母の気遣いにやっと気づいた
息子は1年ほど前に入籍して独立し、お嫁さんと2人暮らしを始めています。
結婚式は今年の秋にします。
今日、 息子が小さい時の写真をとりに 家に帰ってきました。
結婚式の時にどんな風に育ってきたか小さい時の様子を編集して皆さんに見せるのに必要だそうです。
お嫁さんは同級生なので比較的近所に実家があります。お嫁さんも彼女の実家に行ったそうで、今日は別行動なのだそうです。
前触れもなく帰ってきたのでびっくりしましたが嬉しかった。
子供の頃 学校から帰ってきたみたいに「ただいま」と言いながら上る姿が懐かしくて嬉しかった。
冷蔵庫に息子が好きなトウモロコシ、スイカ、ハーゲンダッツのアイスクリームがあったので、勧めると「 うーん 食べる」と子どもの頃と同じように返事をして、そして他愛もない会話をして過ごしました。
しばらくすると、「じゃ、帰るね。向うの親と夕食を食べる約束してるから」と言って
「 じゃあ」と玄関で振り返り、学校に行くみたいに手を振って出て行きました 。
ふう。
我が家で夕食を食べないで彼女の家で夕食かあ。
なんか寂しい。
私も自分の実家を頼りにして夫をよく連れて行ったなあ。
楽だもの。別に義理の父母が好きでなかったわけではない。
この寂しさ、義母も経てきたのかも、きっと。黙って私たちを見守ってきたくれたんだ。
義理の母に改めて感謝すると同時に涙が滲む。
とにかく自分を幸せに楽しくしなくちゃ。明日死んでもいいように。