愛情脈

僕が生きることを拒んでも 



君は想いを　僕の真中に通わす 



愛を閉じ込めても 



君は切なくても 



僕へ　悲しみをなだめる愛を送る 



君のための笑顔も 



君を抱きしめることも 



揺らめく　ろうそく越しに見つめあった時も 



何も送り出せなくなった　僕を 



静かに受け入れてなお 



僕の心を満たす 



溢れだす僕の涙は 



君の悲しみをなだめる愛を 



僕のために　孤独と向き合い 



僕のために　涙してくれた君 



僕の中で　君は流れる 



僕は君に　辿りつきたい 



僕のために　心が砕けてもなお 



僕の心を　やさしく包んでくれる 



君への愛しさが心によせる 







今も　僕の中で君は流れている 







あったよ　ここに 



あなたとわたしの　とっても　とっても 



あったかい約束 



あなたの真中は　わたしで溢れていたから 



私はいつまでも　幸せ 






僕はいつでも　僕の胸に耳を澄ませ 




君の声に　語りかけていた 




澄み切った　秋空に彼女が微笑んでいた 






#君に還るまで
#恋愛詩