2008年05月25日の日記 「君は雨の日に」 この詩を聴くと 彼女のやさしさが溢れ 僕の頬を伝う 彼女の心の声が 誰かの心 誰かの涙を 拭えますように・・・ 彼がみる雨 肌のぬくもりが 溶け合うように抱き合った 唇を這わせて 気持ちと存在を感じた 彼を求めたし 彼も求めてくれた 日差しがまぶしい朝 このまま手を結んで 歩きたかった 街角で寄り添う恋人のように 微笑んで向かい合いたかった 誰かを気にすることなく
半分の欠片 彼女の半分をぼくはもらった ぼくは彼女のために生きたい 涙が枯れても 彼女が見えなくても ぼくは彼女の空で存在し続よう それが彼女との約束だから #君に還るまで #恋愛詩 #心声
君と僕のはじまり 何の映画を見に行こうか? その後 流行のイタリアンでも食べて おそろいのビーチサンダルでも買おうか 車を飛ばして 夕暮れのビーチを 二人で夜風にあたりながら 手を結んで歩こうか 肌寒くなったら 僕が君の肩を抱くよ 星空を見ながら 君の夢をいつまでも聞いているから 眠たくなったら 僕の胸でおやすみ 君の世界を 僕がきっと取り戻してみせるから 僕の純粋を すべて君にあげる おはよう・・・ 君と僕の朝がはじまるんだ
君が好きだった夏 朝一番に君に届けに行こう 小さな車にゆられて 朝焼けの空を やさしく見上げて なんだか 朝一番の空気って 神聖な時間のような気がする 不穏を浄化するように 目をとじて 彼女が言った 私はちゃんと 存在できてる? 愛を存在できてるかな? 応えに困っていると 彼女が静かに僕の手をつないでくれた だいじょうぶだよ あなたはちゃんと 私の中にいるから 私があなたの存在になれているのか 不安になるだけだから
僕は変われないよ 小さなこともできなかった 心を支えるだけでは 叶わないね 絶望して 悲しみ深い 君の瞳には 僕はどう映っていたんだろうね 僕にできること もうわからないよ 君への最後の言葉 覚えているかな 雪のように 白くて純粋なあなた 手のひらにとけて 形が見えなくても 心に 生きている いつも同じ空を見上げてる あれから 僕の時間はとまってしまった 君の声にせつなくなる 私たちは変わっても あのこころは
永遠が君の傍を横切って 見放しても 例え悲しみ深く 君をひとりにしても 結んだ手のひらの ぬくもりを忘れないから 見上げていける これからも ひさしぶり 元気だった あの時と 同じ声 何もかわらなかったように 手のひらの中に あふれている まだここにあった 愛するつよさに 悲しみをこぼした 手のひらだったけど 今こうして やさしさにふるえている 息をきらせた あなたの声 なつかしい あたたかいぬくもり 抱きし
ストロベリームース 僕はいちばん奥の席にすわっている この時間のファミレス 他愛ない話し声が耳をかすめる 外の街道には 何台もの車のテールランプが帯びをひいている 「恋をしてきれいになっていく・・・」 店内には僕の好きな曲がながれていた 君が大好きだった「ストロベリームース」が テーブルに佇んでいる まるでさっきまで 君がおいしそうに食べていたかのように 決まって君は ストロベリームースの感激を おいしいって言葉と共に 僕の鼻
わたしは あなたが選んだもの 部屋の空気を吸い込んだ まだ「わたし」の匂いがない空間 ふたりではじめる 明日という日に ふたりで選んだ カップとソーサー 窓際でそよ風にゆれる モスグリーンのカーテン 袖をとおしていない 真新しい おそろいのパジャマ なんだか くすぐったい あなたとの会話 はじめまして わたしが選んだもの はじめまして わたしが愛する時間 これからもよろしく 真新しい わたし はじめまして はじまり #君に還るま
桜の紡ぎ 小さな 小さな 誰も知らない公園の 小さな サクラ 毎年 陽だまりにイジワルされるように 肌寒い お花見 彼女の自慢のお弁当 寒がる僕を気遣って いつも あたたかい お味噌汁 肩をすくめながら 僕に差し出してくれた しばらくすると 彼女は スヤスヤと 僕の肩に寄り添い お休み中 「朝早くから おいしいお弁当を作ってくれて ありがとう」 僕は 彼女の寝顔に 心から感謝した そんな サクラの季節が ずっと続くと信じていた
彼女の紡ぎ 「なぁ~ 顔のない薔薇屋 みたぁ~?」 「えっ 何?」 「SMAPの香取くんが出ているやつぅ みたぁ~?」 「薔薇のない花屋のことぉ?」 「へぇっ」 「あはははっ お腹がいたいよぉ~ それになんだかこわいよぉ~」 彼女が涙目になって 笑っていた 小さなふたりの時間 小さなふたりの今日 僕は幸せを感じていた 僕はこうして 僕のいちにち いちにちを 彼女につなぎとめてもらっている 破滅的な僕を あきらめの目にさらされた僕を
幸せへの道標 あなたは 今日 大切な人の笑顔を見ましたか 時間が すれ違い 気持ちを 掛け違い もっと あたたかいものがあったのに 肌を寄せ合い 肩を抱き合うだけで 愛おしいを感じる そんな時が 僕がすべてを 忘れないように あなたは いつも 僕のために 涙してくれていたんだね 僕がひとつずつなくしたから あなたは 笑えなくなったんだね 今日 あなたの華奢な背中を失いそうで 僕は 抱きしめた 「どうしたの」 「僕は
デザートはあなた これが おいしい~の 僕が目を丸くしているのをよそに 熱々ご飯の上に 板チョコを でーんって 乗っけて とろけるチョコを 混ぜ混ぜ している あなたも やりなさい とばかりに お茶碗を差し出す おそるおそる 手にとって真似てみる 期待の眼差しで 見つめられながら 嚥下力をつかってみた 思ったほど わるくはないけど 思わず笑ってしまった おはぎ おはぎ 彼女は楽しそうに 口ずさんでいる 彼女は いつも 僕を無垢な心で 包ん
あなたのトーン あなたのトーンを 今でも覚えている この記憶を失ってしまえば 涙することはないのに あなたの面影まで 私に届けるから あの日 聖夜の あなたの腕の中 ぬくもりを まだ 私の肩先が覚えていて 今年も 凍えそうで 抱えて うつむいた あなたのいない 月日 あなたも同じ気持ちなの それは多くを望みすぎなの こんなにも まだ あなたであふれている 私なのに あなたの声だけが いつまでも心に響いて 家まで送るよ その言葉が最後に
言葉なき愛 久しぶり 君の電話 僕の名を 呼ばなくなって 幾日か月日が経っても 君の声は愛おしく よけいに 僕を傷つける 朝方に鳴った携帯電話 非通知 無言の電話 微かな泣き声 振るえる小さな身体で ずっと僕のために 寂しさの中で 僕への気持ちを 大切に抱えていてくれたんだね ずっと ずっと 無言の時間で 本当は 声を聞きたかったんだよね 本当は 泣きたかったんだよね 本当は 離れたくなかったんだよね だから 僕は古くなっ
君が帰る場所がないって言ったから 僕は迎えにきたんだ 君の背中を見送るより 君をいつでも迎える存在でありたい 僕のすべてで君に おかえり 僕のかけがえのない人 もう こわくないよ もう さみしくないよ 君が 迷わないように ずっとここにいるよ 僕のかけがえのない人 君が涙した分 ずっと温めてあげるから おかえり #君に還るまで #恋愛詩 #心声