オイル発掘日誌Day13 みずまし編
こんばんは。みずましです。
これがみなさんの手元に届いている日はチョコをあげたりもらったりする日なのでしょうか。
私はチョコを用意する時間がとれなさそうです。みんなごめん。
今日から後半戦!ということで、卒業生がオイルを発掘していくターンになるんですかね。
卒業生一発目ということで少し緊張しています。
今までの後輩たちは部署のこだわりを書いてくれていたと思いますので、私からはジゲキの公演にかかわる上で大切にしていることを書こうと思います。
私個人の話になるのですが、私はだいたいの公演で部署を兼任しています。最低2部署兼任、最高はクレジット的には3ですが実務的には4…?という感じです。実は今公演でも役者・照明チーフ・振付チーフの3部署を兼任してたりします。笑
今まで経験した部署も、照明、振付、役者、舞台監督、制作…などさまざまです。
そんな中で、私が一番大切にしていることは、「お客様に私たちの伝えたいことを伝えること」です。
せっかく時間を割いて見に来てくださっているのだから、お客様の心に残るものをお届けしたいと考えています。
その表現方法は部署によってさまざまです。そのこだわりは今まで後輩たちが書いてきてくれていると思いますが、私の例でいうと、照明で印象的な光をお客様に分かりやすいタイミングで変えることで、伝えたいことを強調したり、振付の動き1つ1つに意味を込め、伝えたいことを伝える手助けになるようにしたりしています。その光・振付に関して、最終的にお客様にお伝えするのはオペ人や役者のみなさんであるので、オペや踊りを最高の状態でお客様にお届けできるよう、練習を一緒にしていきたいと思っています。
また、私が今まで主に関わった部署である照明・振付に関しては、どちらも「完成するのが後のほうである」という特徴があります。美術さんや衣装さんが考えてくれたものをどのように使うかを考えていくのがとても楽しいです。
その際も、やはり考えるのは「何を伝えたいのか」になります。美術さんや衣装さんがデザインしてくれたものをどのように使うことができるかを考えた後には、それを使って伝えたいことは伝えられるのかについて考えます。私一人の発想力では思いつかなかったことを美術さんや衣装さんのデザインから思いつくこともあり、みんなで1つの作品を作っているということを実感しながらいろいろな作業に取り組んでいます。今回もパフォに美術セットを組み込んだりしています、ぜひ注目して見てみてください!
私が今まで主に関わってきた照明・振付はビジュアルの側面もあり、照明に関してはきっかけの側面もあります。そのため、他のビジュアル部署である美術さんや衣装さんと視覚的な情報のテーマをそろえ、統一性を持たせつつ、それぞれの部署の色を出すといったことや、きっかけとしては音響さんと息を合わせてお客様にいろいろなことを伝えられるように光を変えるタイミングやデザインを考える必要があり、両部署とも関わる部署が多いため、お客様に最高のものをお届けできるよう、部内できちんとコミュニケーションをとることも意識しています。少しでも気になったことがあれば確認し、すべてのやりたい演出について、様々な面から可能かどうか検討するうえで関係する部署の方々と逐一お話するようにしています。お話する中で新しい演出を思いつくこともあるので、会話って大事なんだなと日々痛感しています。ジゲキには発想力が豊かな人がたくさんいるので、それに助けられたりもしています。みんなありがとう!
今公演では今まで特にジゲキで頑張ってきた照明・振付のチーフに加え、役者として舞台に立つという割と多めのタスクを抱えていますが、最後の公演ということでいつも以上に全力で取り組んでいます。照明・振付・役者、すべてに「伝えたいことを伝える」という私のこだわりを詰め込み、演出とその伝えたいことをすり合わせながら、全員で1つの作品『オイル』を作り上げています。
最後の公演、後悔のないようにすべての部署で頑張りたいと思っておりますので、ぜひその成果を皆様の目で確かめに来てください!!
ご来場お待ちしております!!!!!!
神戸大学演劇部自由劇場vol.226 卒業公演
『オイル』
作:野田秀樹
演出 : 葵衣咲里彩
▼日時
2024年
3月2日(土)13:00〜/17:00〜
3月3日(日)13:00〜
▼場所
シアター300
▼料金
無料カンパ制
▼ご予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/298712/