オイル発掘日誌Day11 西村けむり編
こんにちは。西村けむりです。こんにちは。
本公演では役者をしています。もうそろそろ3回目の通し稽古なのですが、昨日まで高熱で寝込んでいて、今もお腹が死ぬほど痛いので上手く行くか、すごく不安です。ワンチャン食中毒みたいです。嫌ですね。滅菌滅菌。
さて、今回は役者としての私の3つのこだわりを話していきます。
まず第一に「体調管理」です。これは基本だと思います。やはりどれだけ上手い役者さんでも体調を崩してしまってはいいお芝居はできません。常日頃から手洗い・うがいはもちろん、十分な睡眠、適度な運動などを心がけて、自らの体をメンテナンスしておくことが大切です。また、食べるものにも気をつけて います。通し稽古の前には、お腹を冷やしたり、喉に膜が張ったりしちゃう食べ物は極力食べないようにします。生魚や生卵も要注意です。
第二のこだわりは「弱音を吐かないこと」です。やはり、舞台に立つということは何度経験しても怖いものです。まして、その直前に何かアクシデントが起きていたらなおさらでしょう。しかし、そんなときこそ「不安だ」と口にしたり、外に発信したりしてはいけないと思っています。なぜなら、その不安は周りの役者に伝播していくからです。自信を持たずに良い演技はできません。どれだけ自分が「不安だ」「嫌だ」と感じても、気丈に振る舞うことが役者には必要だと思っています。
3つ目のこだわりは「自分の言葉に責任を持つこと」です。役者の台詞というのは作者によって予め決められています。しかしその台詞にいかに説得力を持たせられるかは役者の技量です。だから、「あの役の人、やってることと言ってること違うな」とか「あの人の言葉、全部薄っぺらいな」 などとお客さんに思われることのないよう、自らの台詞・一つ一つの言葉に責任を持つことを心がけています。舞台上はもちろんのこと、 このようなSNSでの発信の場でも常にこれを意識しています。
以上が私のこだわりです。
ここまで読んでくれた優しい人いるんですかね。ありがとうございます。
そんな優しいあなたのご来場を心よりお待ちしております。
神戸大学演劇部自由劇場vol.226 卒業公演
『オイル』
作:野田秀樹
演出 : 葵衣咲里彩
▼日時
2024年
3月2日(土)13:00〜/17:00〜
3月3日(日)13:00〜
▼場所
シアター300
▼料金
無料カンパ制
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