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11/22 ニュースなスペイン語 Denuncia falsa:虚偽告発

16日と同じタイトルだが、イニゴ・エレホン(Íñigo Errejón)とは全く関係ない話で、内容は10月31日の続報。

おさらいしておくと、アンダルシア州マラガ県エステポナ市(Estepona)の市長(alcalde)を務めているホセ・マリア・ガルシア・ウルバノ(José María García Urbano(写真))という人物が先月23日にセクシャルハラスメント(acoso sexual)容疑で告発されているスキャンダル疑惑。

そんな渦中のガルシア・ウルバノは19日、裁判所を任意で自ら訪れ(comparencia voluntaria)、彼が対象となっている告発は虚偽であり(se trata de una denuncia falsa)、根拠が無く(sin fundamento)、審議手続きを打ち切る(el archivo de las actuaciones)よう要請した。

このエステポナ市長がどのようなセクハラ行為を働いたかの詳細については、前述31日の小欄に譲るが、自らの性的欲求を満たすために(satisfacer sus deseos sexuales)、市職員を繰り返し呼び出し、これを断れば職を解くという脅し(la amenaza de que podía perder su puesto de trabajo)も使っていたとされるので、まぁ、エレホンに負けず劣らずのクズ男(疑惑)だ。

まだ、疑惑ではあるが、スペイン社会労働党(PSOE)に恰好の攻撃材料を与えてしまったことは確か。

社会労働党はガルシア・ウルバノの属す国民党(PP)の党首アルベルト・ヌニェス・フェイホ(Alberto Núñez Feijóo)に対して、早急に本件に関するスタンスを明確にし(se posicione de inmediato)、罰すべきことは罰すよう(condene el presunto comportamiento)よう求めた。

31日の記事を見て、国民党のもうひとつのセクハラ疑惑についての続報をまだ、書いていないことに気付いた。

右も左もセクハラでスネに傷を負ったものだから、どちらにも追求の力がなくて……情けない。

で、オトコってつくづく馬鹿なんだなぁっとも思う、日本もスペインも……。

写真はガルシア・ウルバノ。

どこにでもいそうなふつうのオジサンに見えるが、狂気は意外と近くにあると思うとゾッとする(まだ、疑惑だけど……)。

出典https://www.rtve.es/noticias/20241118/alcalde-estepona-declara-investigado-denuncia-acoso-sexual/16335704.shtml