7/15 ニュースなスペイン語 Araceli Hidalgo:アラセリ・イダルゴ
アラセリ・イダルゴ。御年97歳。スペインでコロナウィルスワクチンを最初に接種した女性(primera vacunada)だ。
フェリペ6世ら皇族が出席した式典が、15日に行われた。これは、コロナウィルスの犠牲者(víctimas de COVID)への慰霊(homenaje)を捧げるためのもので、今回で、2回目である。
アラセリは、この式典に、車椅子(silla de ruedas)に乗り、息子二人と孫一人、曾孫に付き添われ参加した。
そして、医療従事者(personal sanitario)たちと、アラセリが入居しているスタッフたちに感謝の意を示した。
また、若者たちにメッセージを送った。
曰く、「若い人たちにお願いすることがあるなら、それは、皆さんがコロナの規則を守ること(Les pido que respeten la pandemia)」
単純明快なメッセージだ。しかし、この単純なことが、海のあちらでもこちらでも、中々守れない。
写真はアラセリがスペインで初めてワクチンを接種した時の様子。去年の12月末のことだった。当時は、ワクチンは終わりの始まり(principio del fin)と考えられていたが、ワクチンを接種しても、色々な問題が湧き出てくる。