ともに暮らす
うちの観葉植物は、ある事情で外になかなか出られない時に、思いつきで買ったものだったが、案外しぶとく、たくましく生き続けている。
そういえば、うちにやって来るいきものは、植物だろうが、動物だろうが、案外たくましく生きながらえる。
植物なんて、何度も何度も私に世話を放棄されかけて、カラッカラで葉が落ちてくる頃水をもらっても生き延びるし、
動物なんて、なんでこれで生き延びているんだろうという扱いを受けても、生きている。
(動物、と書くと、語弊がありそうなので追記すると、その動物とは、金魚だ。)
もう何年も、そんな環境で生きているから、すっかりと適応してしまったのかもしれない。
血も繋がっていないというのに、たくましいところが、なんだか、わたしに似ているではないか。
縁あって、なんとなく、一緒に暮らし続けている、このいとしき存在。
こんな縁があっても、いいじゃないか。
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