【政策⑮】誰も言わないことを言う勇気
これまで、約14回にわたり私たちの政策、そしてそれがいかに既存の与野党の政策と異なるものかをご説明してきました。
最後に、私たちの政策に対する気持ちをお話させていただけたらと思います。
私たちが「一新循環」を掲げているのは、全ては、少しでも不安だなと感じる機会を減らし、将来にわたって安心して生活できる世の中になってほしい。
この思いからだけです。
そして、既存の与野党の政策では、その社会は実現できない。本当に必要なことを実現するためには、すでに議席を持っていて、それを守らなければならない立場の既存の与野党にはできないのだと悟りました。なぜなら彼らは今ある議席を守らなければならず、国民からのウケは悪いが、日本にとっては必要、という政策を主張できないからです。
しかし、私たちは「一新循環」の主張を理解してもらうのが、非常に苦労を伴うことだと知っています。
そもそも、認知度を上げることが非常に難しいことに加え、消費税率引き上げは、国民からの反発が非常に大きいものだと知っているからです。
今まで、多くの政権が消費税を争点とし選挙に敗れてきました。
消費にかかる罰金のように認識させられており、世の中のこの捉え方を変えるのは容易ではありません。
しかし、今回ここで説明を続けたように、日本の現状の正確な認識と、その明確な解決法さえ提示できれば、いつか必ず理解を得られる日が来るのではないかと信じています。ただ、理解を得られるのは10年、20年先となってしまい、そのとき日本は積み上がる債務により崩壊しているかもしれません。
それでもよいのです。将来崩壊した日本を再建するとき、昔から正論を唱えている政党があったと将来の日本人に認識される、そんな存在となれればいいのではないかと思っています。(例えて言うなら、黒船来航前に世直しに立ち上がった大塩平八郎のような存在かもしれません。)
もちろん、大きな反発を買う可能性のある政策を敢えて主張するのは怖い。
しかしそんなとき、私は、ミャンマーで軍事政権と対峙する、一人の女子学生の言葉を思い出します。
彼女は言いました。「恐れる気持ちを乗り越えて何かを成し遂げようと決意することを『勇気』と呼ぶのではないだろうか」
「時には何も変えられなくて自分たちが無力だと感じることもあるけれど、どんな努力でも革命につながる。」(ミャンマーの学生から送られた「手紙」 アフガンからの返信は…(毎日新聞)より)
私たちは党名を、「時代革新」としました。今世界では、自分たちの住む社会を少しでも良くしたい。少しでも、今日より良い明日を作りたいと願う人々が、香港で、台湾で、タイで、ミャンマーで、ウクライナで、勇気を持って戦い続けています。
それぞれの社会で問題となる内容、事柄は異なりますが、私たちも、より良い明日を作るために戦い続ける存在でありたい。革新につながる時代を築く、草莽の一個人たちでありたい。その思いを「時代革新」に込めました。
もちろん、今すぐ、日本を変えるのは難しいと思います。私たちの存在意義はただ、今までにない声の代弁者となりたい。民主主義で欠かせない、選択肢の一つとなりたいという思いだけです。
今後、賛同していただける皆さんと力を合わせて、少しずつ社会への浸透を図る活動を進めていきたいと思っています。そして、機会が整えば、世の中の、この社会の選択肢の一つとなるために、志を同じくする同志のみなさんとともに選挙へ出たいと考えています。ぜひ賛同していただけるみなさんの参加をお待ちしてます。またちょっとした疑問やコメントなど、どのようなアクションでも大歓迎です。ぜひ、コメント欄やメール、ウェブサイトを通しご意見をお寄せいただけたら嬉しいです。
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