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死闘 敗北寸前のぷよぷよ

夏休みになると、色々と考えさせられる。

「4〜7月までのクラス運営、授業がどうだったのか」というこれまでの振り返り。「9月以降の授業をどのようにしていくのか」というこれからの計画立て

ニュースでもたまーに取り上げられるが、教員の1日は忙しい。
昼食を5分近くで食べ終えることがあるだろうか。味を感じている時間も顎を休ませる時間もない。

学校によっても忙しさは違うと思うが。

教員の始業時間は、8時10分からだ。しかし、学校の開門が7時50分。
ここで名探偵コナンでも解決できない事件にぶち当たる。

それは、開門時間に間に合わなくてはならないことだ。

考えてみてほしい。
子どもが教室で怪我をしました、トラブルになりました、どこかへ行ってしまいました。
そんな時に「教員は始業時間ではないので、見ていません」と言われて、納得できるだろうか。特別支援学校であれば、より難しさがあると思う。

それが、どうこう文句を言うつもりはないが、これが学校の現状だ。

だが、子どもたちとの信頼関係を深めるための時間になることもあるが。休み時間や授業の行間が個別のコミュニケーションになることが多い。

基本的に、子どもたちがいる間に休める時間はない。それは、子育てをイメージしてもらえれば、わかると思う。

そんな働き方ではあるが、子どもたちと過ごすことは面白いし、楽しい。この職業でしか感じることのできないことがたくさんある。

ただ子どもたちとのことだけで終わらないのが、教員だ。

下校後には、会議、出張がある。

半日、授業で立ち続け、時にはプールに入り、その後に違う場所に行く気になるだろうか。話し合いどころの騒ぎではない。眠気との戦いだ。寝ている生徒に注意した映像が甦る。

わざわざ出向いて実りのない会議だった時には、「この移動時間に授業準備できた」と思ってしまう。

新型コロナウイルスを経て、リモートワークで仕事をしている知人がいる。そういった簡略化できる部分を学校でも取り入れるようになると、少しは働き方が変わってくるのではないだろうか。

変えられる部分を変えていきたい。





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