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「百聞は一見にしかず。一見は体験にしかず」

学生時代、「一回やったことがある」と聞くと、「やっていないのと大して変わらない」と思っていた。

だが、働く上では大きく違っていた。
思っているよりも一回の差は大きい。視野がとても広がる。それと、「見当がつく」。

「見当がつく」というのは、結構強い。

同じ事柄でも、「聞いた事がある」「やったことがある」とでは大きな違いだ。

「経験には瞬発力が伴う」と思っている。

「聞いた事がある」は、経験値としては薄い。

「やったことがある」は、五感で感じ、その場の空気感、その時の心情など、厚みのある経験値となる。

また、頭の中でのイメージとは違うことが大半だ。

実際に仕事をしていて、「一回やったことがある」ことだけで、動きがわかっていることが多い。

一回の経験の中で、頭はフル回転していると思っている。知らないことを一つ決断するだけでも、今までの知識を総動員して行動する。

これが、「見当がつく」ということにつながっているのだろう。

「聞く」という行為自体には、そこまで脳が活動することはない。
想像はできるだろうが。

夏休みも残りわずか。
何か一回やってみてはどうだろうか。

この写真は、自分が描いてみた絵です。
絵は苦手だと思っていたけど、改めてやってみると変化があった。

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