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新規事業×フリーランス/副業人材活用

フリーランス2年目に向けて

2022年にフリーランスとなってから、有難いことに様々な案件に挑戦させていただきましたし、企業や自治体だけではなく、複業人材コミュニティの立上げを通じて多くの自律的なキャリアを作ろうと試行錯誤する人材と交流することもでき、学びしかない1年でした。

他方で、フリーランスという自分の身1本で生計を立てなければならない立場になったことで、より自分の弱みとも向き合う形にもなりました。

中々定まらなかったキャリア軸

当然、フリーランスの場合、仕事は与えられるものではなく、自らの強みを伝える営業が必要です。

ところが僕の場合は、法務という特殊なキャリアのスタートから、事業開発・マーケティング・営業と様々な職種を経てきたがゆえに、差別化に必要な、「〇〇の経験が豊富です」と強く言えないことは悩みでもありました。もちろん自分で選んだキャリアなので悔いはありませんが。

そこでフリーランス2年目に差し掛かる前に会社員時代の自分を振り返りながら、自己分析を繰り返し、キャリアの方向性を描こうとしました。

何もないところからは生まれない。

そこで気づいたのは、与えられた仕事なのか、やりたいといった仕事なのかを問わず、その時その時は本気でそれぞれの仕事に熱中していた、ということ。そして、その中で見つけた新たな気づきから次の興味が生まれており、決して非連続なものではないということ。

であれば、無理矢理、一つの専門性に絞る必要はない。自分はこうなりたい、と声高々に叫ぶ必要もない。もしかしたら、コネクティング・ザ・ドッツ(点と点で繋がる)が思わぬ方向で起きるかもしれないし、そういった偶発性を楽しむことは悪くない。少なくとも、僕はそう信じるしかない。

時間をかけてしっかり自己分析をしたことで、多少はそう信じることができるようになり、怖さが多少和らぐというか少し違う意味で腹を括れたような気がしています。

新規事業を探究していく

個人テーマは新規事業と人材活用に

といいつつなんですが、昨年の1年間が自分のキャリアに対する意識に与えた影響は大きく、直近の業務と自己分析も踏まえて、個人的に興味を持ちそうなものを包括するような大きなテーマを決めることはなんとかできました。少なくともここ数年は以下の2テーマを探究していきたいと思ってます。
・事業開発支援
・人材領域(主にフリーランス/副業等)
を考えています。

事業開発支援はありとあらゆる業界業種のパートナーと手を組みながら、0→1を生み出す、ということで、知的好奇心が拡がりやすい自分の嗜好と親和性が高いというのが大きな理由ですが、自己分析の結果、「組み合わせ」「人と人や事業と事業の間に入ること」が一貫して好きであり、それに対しての納得度も大きかったという点もあります。

人材領域はフリーランスになり、時間的な融通を聞かせやすく、Uターン後に父の闘病支援等を悔いなくできたという2022年の体験と、多くの方々との触れ合いを通じて、複線的なキャリアを描くだけではなく、時には横道に逸れてもいいはずだし、ぐにゃぐにゃ曲がってみた方が本当の意味で自分の芯が見つかるかもしれない。そんな、見栄えのいいキャリアにこだわりすぎない価値観も悪くないと思えたこと。

もちろん、自由は責任の裏返しであり、辛さがよりダイレクトに直撃することも多々あると思っています。とはいえ、web/エンジニア/コンサルタントでは一般的になってきたフリーランスや副業市場に、いわゆる文系フリーランス人材の市場が大きくなることに少しでも貢献出来たらと思っています。

地方の事業開発は人材活用もポイント

そんな中で、事業を再構築していく必要が高いにも関わらず、人材面の悩みを抱える地方にはその可能性を感じるようになりました。僕自身が地方にUターンした人材であり、地方企業こそ新規事業に取り組んで経済を牽引して欲しいと心から願っていますし、そういった企業を支援をしたいと本気で思っています。

他方で、様々な企業との対話を通して、地方企業は投資資金も潤沢ではないし、リスクは取れない。設備だけではなく、人材にもそう簡単にお金は出せない。そういう実情は十分理解しつつ、不連続な時代を乗り越える事業の芽を探索したい企業の力になりたいと思っています。

そうそう簡単に乗り越えることが難しい資金や投資のハードルを越えていくためには、補助金等の活用だけではなく、柔軟な人材活用が必要になる。そう思っています。採用や部門の立上げといった形だと初期の人材リスクが一定程度高まってしまうためです。

①大都市に集中しがちな事業開発人材のスキルを副業採用等で活用する。
②副業等で共に事業の芽を探しながら、その事業を正式に立ち上げる意志がお互い高まったタイミングで転職を受け入れる。
③初期は採用に伴うリスクや出費を抑えるため、うまくフリーランス等を活用しながら、リソースを確保し、段階的に事業開発部門を立ち上げていく。
④リサーチや検証のためのネットワーク構築に活用し、初期セールスやアライアンスの構築に繋げる。

等でしょうか。もちろんフリーランス/副業人材は万能ではないですし、リソースの確保が必要なフェーズにおいて、採用や社内異動等の体制整備が本格的に必要となるフェーズは必ず来ると思っています。

とはいえ、いきなり大きな人材投資をするのではなく、立上げが得意な事業開発人材を活用しながら、ノウハウと初期リソースの確保を行っていくのは有効な手段ではないか、そう考えています。

そこで、僕自身もフリーランスですし、フリーランス/副業人材とのネットワークを拡げながら、事業開発に関する人材活用の悩みにも答えていけるよう精進したいと思っています。ようやくこのNOTEで活動宣言をしただけの身ではありますが、お叱りも含めて沢山話を聴きたいです。

フリートーク相手を募集

ということで、こんな事業やってみたいけど、人手はどうしようかなぁという方、コンサルタントのハンズオン支援や中小企業やスタートアップ向けの支援機関も沢山ありますが、フリーランスや副業人材の起用も頭の片隅に入れて貰えると嬉しいです。

僕自身、ネガティブな声をお聞きすることも凄く大事だと思っていまして、そうしたご意見でも構いませんので、是非一度お話をさせてください。

それと、僕の方から色んな方にお声かけもさせていただいてますが、もしよければこうした考えを共に磨いてくれると嬉しいです。もし、興味がある方がいたら、是非ご連絡いただけると幸いです。

以上、お付き合いいただき、ありがとうございました。2023年もよろしくお願いします。

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