イギリスの小高い草原に出た
⬆の写真は、森を歩いていたら、広い草原に出てきました。
古いベンチが待っていた
森にやって来た
いつもの習慣
みんなで 歩き始めた
オレオ君も一緒
歩いて行くと だんだんと
森に慣れてくる
そのうちに 鳥のさえずりが
耳に入って来る
鳩のような 鳴き声や 澄んだ声
遠くで 甲高い声も 響いてくる
何気なく 空を見上げると
木々の 僅かな 隙間から
青い空が見える
そのまま 進むと
小さな 小川があった
水は 澱んでいた
孫たちは 脇に逸れ
小川を 振りを付けて 飛び越える
一人が飛ぶと また一人
そして また一人が 飛んだ
人の真似を したくなるものなのか
チャレンジャー
婆ちゃんも 飛んで見たい
すると
想像力を 働かせなさい
と天の声がした
想像出来た 落ちた姿を
ニヤッとして
黙ってついて行った
分かれ道に出た
みんな
自然に 進んでいる
初めての 道なのに
婆ちゃんは ついて行くだけ
また 分かれ道
誰も 何も言わず 進んでいる
途中休憩で
孫たちは 小枝や小石を
見つけては 飛ばして 遊んでいる
つい
槍投げの練習?
砲丸投げの練習?
と言ったら
孫たちは 恥ずかしそうに 笑った
婆ちゃんも 笑った
それから
かなり 歩き続けると
突如 視界が開けた
小高い 丘の上の 草原に出た
わあ~素晴らしい 景色
ふと見ると
そこには ベンチがあった
疲れたでしょう
さあ お座りなさい
と言ってくれているように
古いベンチが 婆ちゃんを
待っていてくれた