【ラオス任地編30】授業見学
2024/10/31 Thu (Day 73 in Laos ・ Day 37 in Pakse)
サバイディー。ミック先生です。
海外在住経験も無い純粋な日本人がJICA海外協力隊員としてラオスで英語を教えながらお届けしております。
私が派遣されている southern financial college (南部経済大学)はコロナ禍より学生の数が激減しているそうです。
1,2年生はそれぞれ1クラス、3年生は2クラス(各クラスは50人弱の規模)しかありません。
そして、英語の授業は1年生と2年生しかありません。
1年生は月曜と金曜に90分のコマを1コマずつの2コマ、2年生は火曜に90分1コマのみです。
ラオスは学生数の減少が深刻な教育課題となっている国のため、これでもまだ恵まれている方なのかもしれません。
とにかく、今この大学に英語の授業は3コマしかありません。
そして、その3コマは今のところラオス歴2ヶ月の日本人が1人で担当しています。(私)
他の英語科の先生なにしとんねん!!と突っ込みたくなりますが、ラオスは教員の給料が非常に低い国で、副業等をしないと家族を養っていくのは難しいそうです。みんな色々と家計のために頑張っていて忙しいんだろうと思っておきます。
現在、月•火•金にそれぞれ1コマしか授業が無いので、これまでは水曜と木曜は基本的にオフィスで教材作りに没頭していました。
こっちに来てすぐなのもあって、たった3コマでも毎回の授業準備にめっちゃ時間がかかります…。
けれどそろそろ働き出して1ヶ月。色々と新しいこともチャレンジ!というわけで、以前のブログにも書きましたがやっぱりしっかり授業を見学して現地のスタイルも取り入れてもっと良い授業にしたいと思いました。
思い立ったら即行動!!!!
これが私の信念です。
すぐに授業見学をお願いし1年生の授業にTTで入ってくれているコーラ先生が早速授業見学のアポをとってきてくれました!!
木曜の10:00から会計学?の授業の見学へ。
いつも教えている1年生の授業です。後ろに座っていると何事かと生徒はソワソワ後ろを振り返って私を見ています。
10:00ぴったりに先生が教室へ到着。日本だったらアウトですがラオスだとこれでも早い方だと思います。
ちゃんとしてる!!
授業は前回の宿題の確認を中心に進んでいきます。
生徒はみんな集中して授業を受けています。
授業の後半でカフートを使って今回の授業の内容の理解度を確認。めっちゃ盛り上がってます!
いや、めっちゃ良い授業!!ちゃんと静と動がある。静かに学ぶ時間と活発に活動する時間が盛り込まれている!
この先生はDirectorと呼ばれれている先生(なんのDirectorかは不明)なので、普段から事務作業とかもめっちゃバリバリやってます。そしていつも私に気を使って色々と声をかけてくれる先生の一人です。
Directorってなんやねん!って話ですが、多分こっちで言ってるDirectorってのは日本の学校で言う分掌長的なポジションだと思います。教務部長とか進路部長とかそんな感じかな?しらんけど。
あ、すみません。分掌長っていうのは一般企業でいうと係長や課長のようなポジションだと思います。
ここでふと思ったのは
やっぱり
ちゃんと仕事してる先生てちゃんと授業が出来るんよね
すごい当たり前のことなんやけど
ちゃんとしてる人ってなんでもちゃんとしてる
てかさ
ラオスの先生授業上手いな!!!
負けてられへんぞ!!やったるでぇ!!!!!!
と、謎にメラメラとやる気スイッチが入った初授業見学でした。
いつも読んでくださりありがとうございます。
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また、読んでくださってる方は時々近況聞かせてもらえると嬉しいのでいつでも連絡ください。