健康診断で疲れる日
たぶん、わたしは以前は健康診断が好きだった。
いや、好きというと言い過ぎになるかもしれないが、嫌いではなかった。
子供の頃、何かあるとすぐに医院に連れていかれ放置された。ほとんど実家の目の前なので預けさえすればなんとかなって、点滴終わる頃迎えに来るみたいな。
それが、嫌な思い出ではなく“安全基地”みたいな安心感があった。
風邪をひくと、病院にリリースされるわたし。
「病院に行っておけば、安心」
そんな風に育ったから、少し前まで何かあるとすぐに病院に行っていた。
そして胃炎を10年くらいはおこしていたので、引っ越す度に“お気に入りの病院”を探すのだ。
健康診断も、たぶんその延長。いっかい素敵な施設に当たって、着替える服も感じ良くてソファも心地よくて、また来たいとさえ思った。
けれど、去年あたりから雲行き怪しい。去年はオプションでバリウムとかつけたのだけど、半月くらい体調不良引きずった。
胃炎やってるので、バリウム好きじゃないけど慣れてる意識はあった。
でも、体調戻らないくらい、なんかやられてた。
今年は、なかなか予約できなくて、しかも取れたけど午後からで。オプションも去年辛かったし、お金もないのでつけなかった。
それでも、なんか。やられた感ある。
ひとつは尿キットが進化?してて、コレ無理ゲーじゃねってくらい難易度上がってたこと。
検索しまくって、二度目でなんとか。
そして、生理じゃない(つもり)なのに血が混じってると言われたこと。
何て言うか。
じんせい折り返すと、病気がリアルになるからルンルンで健康診断行けないなと思った。
精神的圧迫が、すごい。
婦人科には様子みて行けばいいし、今すぐ何かはない。
それでも、たぶん来年も、再来年も健康診断ダメージはあると予想される。
まっしかたないよね!逆に年齢重ねたからこそ、楽になったこと良かったこと、わりとたくさんあるので。
好きだったのに、苦手になることが出てきても不思議はない。
現実の、今のわたしに基準を合わせて生きていくしかない。
今のわたしは健康診断にダメージ受けてしまうので、それを加味してスケジュール組んでいく。
生きていくことは、楽しくて
大変で、気が抜けない。