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誰もが今すぐANAで空の旅をしたくなるエッセイ

「空の冒険」最終回
ANA機内誌「翼の王国」
吉田修一さん連載「空の冒険」が最終回でした。
大空をとぶ飛行機を描きました。
→ 吉田修一さんのTwitterに最終回が載っています
連載中は「観たよ」と空の上で絵を見つけてくれる方もいました。
15年間お疲れ様でした。
ありがとうございました。


ANAの機内誌『翼の王国』

ANAの飛行機に乗ると、座席の前ポケットにある、雑誌です。

その連載の一つである吉田修一さんのエッセイが空の上じゃなくても、読んで欲しいと思ったので紹介します。


私は、ANAに乗る時は必ず乗った直後に読んでいました。

最近は格安航空ができたせいか、おかげか、よっぽどなことがない限り乗らなくというか、金銭面で乗れなくなりました。


ですが、この機内誌を読むと、ANAで空の旅がしたくなります。格安航空の四倍くらいする時もあるけど、ANAのサービスはいつまでも覚えている。高級旅館と、カプセルホテル。という感じなのかなと思いました。

もちろん、格安航空もすごい。逆にここまで安い値段でサービスもあってこちらの方がすごいのでは内科。と思うほど。


初めて一人で飛行機に乗った小学校一年生の時。キッズラクのりという、小さい子が一人でも乗れるようなサポート付きのプランで乗ったのだが、あまりのCAさんの丁寧な接客サポートに、


「私も少しは何かできるところを見せなきゃ。そうだ、本(雑誌)でも読めば感心してもらえるのでは。」


と思い、読み始めたのがきっかけです。

機内誌ということで写真や絵が多く、文字もビッシリしておらず、普通、乗り物で本を読んだら乗り物酔いで具合が悪くなるのに、

翼の王国を読んだ後はいつも逆に気分が良くなって、その後も余韻に浸って良い空の旅が過ごせていました。


翼の王国に乗っている『おべんとうの時間』は私の人生のバイブルになりましたし、吉田修一さんのエッセイのおかげで父に旅行費を出してもらって台湾旅行にも行けました。

(私は何年も台湾に行ってみたいと志願していたのですが、なかなか許可が下りず、

ですが、父は機内誌の吉田さんのエッセイのファンらしく、吉田さんが台湾の屋台について書いたエッセイを読んだ後に、感銘を受けて、いいよ。と即答してくれました。)


そんな、吉田さんのエッセイ。

読む場所が限られているからこそ、より素敵になるエッセイ。

私も機内で美しい景色とともに読みたかったな〜


「美しい世界は敬意でできている」この一言で全てが伝わる。

私もいつか、読んだ人がほっこりして、心も動かされるような

暖かくて爽やかなエッセイを書けるようになりたいです。


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