「いい気分」になろうとして、余計に苦しくなる理由
「いい気分が大事!」っよくいわれてます。
なので「いい気分」になろうと、自分にご褒美あげたりするんだけど、いい気分になれない。それどころか、「あれっ、こころが重たい…」という時。
いい気分になれない、その理由
「いい気分」になるはずが、なぜ、かえって気持ちが重たくなるのかというと、いい気分になろうとしてやったことが”本当の自分の欲求ではなかった”からなんです。
そんな時、何が起こっているのか、その対策、それをやった時に起こるいいこと、についてご紹介したいと思います。
いい気分になれない、よくある理由はこの2つ。
①本当にやりたいことが他にある。
②心の中にとらわれ(不安や不満、焦り、悩み、許せないこと等)がある。
今回は①の”本当にやりたいことが他にある”についてです。
これ、実はけっこうアルアルなんです。
私がよくハマっていた例ですが、
「う~ん、なんか気分が重いな。。。」と感じる。
「そうそう、こういう時には、いい気分になることだよね!」
と頭の中にある“いい気分になることリスト”から、今すぐできることを選ぶ。
例えば、
お気に入りの店でケーキを買って来て、美味しい紅茶を入れて、Youtube をみながらゆっくりまったりする。これ、最高!考えただけで気分が上がる。
と、そのご褒美時間が始まるんだけど、どこかに引っかかりを感じて…
そのちょっと重たい感じを変えようと、youtubeに集中する。次の動画、次の動画、そしてもっと面白い動画とポチっていって、気づいたらすごく時間が経っていた。
○○を満たして、罪悪感?
そうすると、いい気分になることをやったはずなのに、
何か時間を無駄にしたような罪悪感、やるべきことをやらなかった感。自分を大切にしてない感じ。
もうお気づきだと思いますが、ケーキ&動画みるって、誰がいい気分になるかというと、”エゴの自分”
”エゴの自分”を満たしているんですね。
でも、その時、”本当の自分がやりたいこと”は、他にあった。
つまり、本当の自分は満たしていないんです。
例えば、「部屋の雑巾がけをすること」「たまってきた本類と書類を整理する」「衣替え」等。
エゴの自分は、面倒くさくって、やりたくないことです(私の場合)
”本当の自分”は、エネルギーは「体を動かして、部屋を整えたい。キレイにしたいしたい」のに、エゴが面倒くさがって、やらない選択をする。
”本当の自分”は、本当にやりたいことが分かっているのに、やっていないから、自分を大切にしていない感じがするし、罪悪感になるんですね。
これが①本当にやりたいことが他にあって、重たい気分になる。気分が晴れない理由です。
そして、この選択、私のような面倒くさがり屋さんは、アルアルでやってくるチャレンジです。
エゴは毎回全力で誘惑してきます。
でも、このチャレンジ、“めんどくさいことをやる修行”で終わるんじゃないんです。すごく嬉しい効果もあります!
”なんでもないこと”にも祝福
本当の自分がやりたいことが、特別なことじゃなくても(例えば、使命と言われるような特別な仕事だったり)、エゴの ”やりたくないことリスト”に入っていても、本当の自分のやりたいエネルギーがやってきた時に、出来るだけすぐにやるようにすると、気分がよくなる、エネルギーが流れます。
そして、やればやるほど、本当の自分への信頼が強くなります。
「本当の自分を選択した!」という自分を大事にしている信頼がうまれます。(それが雑巾がけであってもです)
そして自己重要感もどんどん育っていきます。
本当にやりたいことをやるって、何でもないと思っていることでも、実はすごい祝福なんです。
これ、面倒くさがり屋さんには、かなりのチャレンジですが、ぜひご一緒しませんか。
私も「よいしょー」とか「どっこらしょー」と掛け声かけてやっております。