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未来に思いを馳せる幸せ ~10年日記に挑戦するという実験~

モニター版×2回に加え、予定外の「again回」まで1カ月で行うこととなった「ライティング研究会」。
さらにそこから「書くを習慣化」してもらうためのゆるい仕組みとしてご用意した「#書くチャレ」は60名以上のご参加となり、伴走企画として音声配信を再開…と、自分業にいそしんだ3月。

想像以上の展開へと発展して自分でもびっくり。
ご参加くださったみなさんには、感謝しかありません!

発見や反省点はまだまだこれから出てきますが…ひとまず明後日のバイト(2時間…(笑))を終えたら、ひと休み。いよいよ入院生活に突入します。

その入院を機に、新しいノートを準備しました。


入院に思う

ノートの話をする前に、ちょっとだけ。

今回、私は手術をします。
――といっても、腹腔鏡で、「まぁ、やってもやらなくてもいいけど念のため」というスタートだったので、めちゃめちゃポップでライトな気持ちで準備を繰り広げていました。

むしろ、「一人時間ラッキー💕」くらいなノリで(笑)

が、実はその後ちょっと違った展開に。1か所だった手術が2か所になり、その追加分の方がより肝になりそう…ということで――まぁ、あれです、あらゆるリスクや可能性について説明されました。

▼退院後追記:後日談はこちら

もちろん、トラブル防止のために説明責任を果たす、というのはわかっているのですが……うん、やっぱり聞きたくない言葉や可能性について耳にすると、心は衝撃を受けます。
世の中のパーセンテージはどうでもいい。私が「そうか・そうじゃないのか」がすべて。

「きっと大丈夫」と思う気持ちと、「もしかしたら」と思う気持ちと。
「考えない方がいい」と思う自分と、「念のためしっかり考えておいた方がいい」と思う自分と。
いろんな天秤の棒の上をウロウロする日々です、正直なところ。

そうなってみて明確になったのは、幸せの輪郭でした。
今年の桜を愛でることができるのも、自分の手で作った料理で子どもたちが喜んでくれるのも、ものすごい「特別」。我が子を叱る時も「この子に生きる力がつきますように」と強く願う。一冊の本を選ぶ時も「私はこれが読みたいの?」と問う。

私の「幸せ」を追求するしか、いまの私にできることはない。
今をちょっと良くする選択をしよう、と思う日々。


10年メモ

そんな「今に集中する」というのと矛盾するようですが、同時に希望を見出したのが「ささやかな日常」「未来を思い描ける」ことへの幸せ。

続くかどうか悩むって、そもそも「10年これを書ける」ってことを信じて疑わない状況。
それってすごく幸せなこと。
未来に無条件で思いを馳せることって、ものすごい奇跡じゃないか!って、衝撃だったんです。

今回そのありがたみをかみしめたい。
今の気持ちを忘れたくない。
そしてささやかな願掛けも。
そんな思いを胸に手にしたのが、新しいノート「10年メモ」というわけです。

……いや、ノートというには厚すぎる、重すぎますが。(笑)

見開きで、10年分の「●月●日」が残せるスタイルなので、そりゃ厚くもなりますよね。

わたしがこれの何に惹かれたのかというと、「日記」ではなく「メモ」という点。
自分の習性的に、本腰入れた「日記」は絶対続かない。ほんの一言メモするだけ、というスタイルがすごく気楽。

それでいて、今の気持ちにふさわしく、日々への尊さを胸にギュッと抱きしめたくなる上質な装丁。

左ページだけで完結する、という点も、またいい。
左は自分事、右は子どもの記録やメッセージという形にしようかな?
覚えておきたい瞬間の写真を貼っておくのもいいなぁ、なんて思いを巡らせています。

あ、あと余談ですが。
この類の日記帳って、180度開かず厚みもあるので、書きにくさに悶々とすることも多い。が、10年メモならそもそもたくさん書かない前提なので、そのあたりのストレスはスルー出来るかな、というのも一つの理由です!


これが最後の連用日記実験!

ーーな~んて、若干しっとりと語ってみましたが。

実は私、過去に5年日記を挫折しています。
今回も極めて、怪しいと思っています。(笑)

でもね、これだけ自分に強い動機がある瞬間に始めて、もし続かなかったとしたら。それこそ本当に「私には連用日記はムリ!!」って話なので、そのジャッジメントするのにいい実験ではないか、とも思っているわけです、うん。

4月始まりなので、ご興味ある方はいまポチッとすれば間に合いますよ♡
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