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朝ふせんの活かし方 ~タスク完遂率を上げる方法~

マインドマップの師匠・希恵さんが毎日インスタで配信しているのが、「1日がサクサク進む魔法のふせん」(通称:朝ふせん)。

頭の中にある「あれやらなきゃ」「これもやりたい」を、小さなふせん上にマインドマップを描きながらダ~ッ!!!っと一度吐き出して、1日を設計していく、というもの。

この朝ふせん、実はわたしは昨年末からほぼ毎日続けており、最近は毎日Twitter上で宣言しております。

この朝ふせんの良いところは、希恵さんが目的として設定しているように、ワーキングメモリが解放されること。
頭の片隅に「あれもやらなきゃ」というモヤモヤを1日置きっぱなしにしながら過ごす必要がなくなる。
これさえ見れば自分の1日の拘束時間やタスク、隙間時間に滑り込ませたいことが俯瞰できる。

とはいえ、まずはワーキングメモリを空っぽにするのが大切なので、「できる」「できない」「やる」「やらない」までは判断せずに書き出している=1日のタスク量をオーバーすることもしばしば。

基本は「繰越タスク」が生じることが日常でした。

……が。
この朝ふせんを書くこと7カ月、ついに先日うれしい出来事が――!

そう。初めて1日でやりたいと思っていたことすべてをコンプリート出来たんです!


タスク完遂率を上げるコツ

どうしてこれを達成できたのか?
実はこの6月30日から、あることを始めました。

それは……朝ふせんを元に、各タスクを1日のスケジュールに落とし込んでしまうこと。

――いやいやいや、超普通ですよね。
でも、みなさん果たしてこれ、やってます???

わたし、できてなかった。
っていうか、苦手なんです。

何せ、「未来を決めたくない」人間なので(笑)、1日のスケジュールという規模のちっちゃな話でさえ仮置きが後回し。
その場その場でアクセル踏みながら、自分の気持ちを見つめつつやりたいと思っている節が大きかった。

「拘束される時間帯はここ」
「残りはの時間帯で付箋をみながら優先順位つけつつ進めればいい」
と思っていた程度だったんですね。

その結果、翌日以降に繰り越すタスクが一定量×常に存在していた。


◎「決まっていればやってしまう自分」もいる!

ところで、今月のテーマの一つにしている「自分の資質の理解を深める」。
自分の特徴を意識しながら気づきを毎日記しているのですが、その中でこんなことに気づいたんです。

「出発時間までに」「誰かが来るまでに」という明確なタイムゴールがあると、それまで判断を先延ばしにしていたあれこれも、億劫だった物事も、超速で片づけるという習性に。

暇な日より、何か予定があるときの方がテキパキ動けるというのはよく聞く話ですが、私の場合それが超~~~~~~顕著。

先日ストレングスコーチングをしてくれたちひろさんがまとめてくれた、私の勝ちパターンの一部に…

●プロセス・・・実行を支える
・明確な目標に対しては、マイルストーンを置いて一歩ずつ推し進めたり、計画を立てて実行する
(目標志向、規律性)

と記してくださったとおりの傾向なんですよね。

逆に、この裏返しで資質を弱み使いしてしまうと、
期限までに進まないことにイライラしたりもするのですが…!

私は「期限までに何とかしなきゃ!!」と思ってしまう堅物なところがある。これを利用しない手はない。

もっとワクワクして、重要なことが現れれば、そっちにシフトしてもいい。
その前提の上で、たとえ1日の中でも、「腰が重くなりがちなこと」にこそ期限を決める!!!


説明できれば再現できる

「マインドマップ」という私にとって超強力な道具を手に入れた2022年ですが、下半期はさらに「私の資質」というものをかけ合わせる。自分なりの視点で活用するハイブリッド型を意識してみた結果、まさに「自分を操縦する」感覚で動けている印象です。

「これができた!」「これさえやれば大丈夫!」というのが可視化されることで自己肯定感をあげてくれる朝ふせん。
それを見ながら「うまくいったこと、なかなかうまくいかなかったこと」には「資質」を意識してみると、その理由に説明がつきやすい。

そして自分のパターンを説明できるってことは、再現性を上げられるってことなんですよね。


おしまいに

ただなんとなく「できた、できない」という結果を見つめるのではなく、一歩踏み込んでみる。学びを生かしてみる。その結果、全然違う角度からの発見が次々と生まれています。

手のひらにのってしまう小さな小さなふせんも、使いようによっては気づきの宝庫!
単にタスクをサクサクこなすだけじゃなく、自分を知る素材にまでなるなんて、思いもしなかった!

道具はまさに、「使いよう」ですね!

2021年12月、WordPressでWEBサイト「じぶん実験室」を立ち上げましたが、2023年6月より、noteにお引越しを始めました。

2021年12月~2023年6月の記事は、WEBサイトに掲載していたコンテンツをそのまま移行したものです。


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