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イベントレポート│引き算のワーク活用法

こんにちは。
自分軸手帳部員&ライターの美穂です。

2022年06月14日(火)のランチタイムに、「引き算のワーク活用法」イベントを開催しました。
プレゼンターは、えみかさん。

「自分のやりたいこと」にフォーカスする手帳が数多くあふれる中、「自分軸手帳」では、「足し算(やりたいこと)」の一歩前にまず「引き算(やりたくないことを手放す)」という考え方を大切にしています。

▼「引き算のワーク」についてはこちらもご参考に

「でも、引き算ってどうやるの?」
――そんな問いに答えてくれるのが、今回のイベント。
コメント欄も、様々な情報交換で溢れる40分となりました!

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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。

自分軸手帳部では、もくもく会の他にも定期的にイベントを開催しております。過去のイベント情報はコチラにまとめています。

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はじめに

今回のイベントは、こちらの質問で幕開け。

参加者からは「全部!」「疲れているとついついスマホに流れがち……」という回答とともに、「イライラする時間」「子どもを怒る時間」を引き算したいという声も。
「こうだったらいいのに」をそれぞれの胸に抱えている様子が垣間見えるスタートとなりました。

そんな中、掲げられたゴールがこちら。

意志力を無駄に遣わず、本当に注力したいものに注ぐ。
そのための方法やヒントを、これからご紹介していきます!

1.「意志力」とは?

ところで、そもそも「意志力」ってどんなものなのでしょう?

自分軸手帳が考える「自分軸」のための資源は「時間」「お金」「意志力」の3つ。

このうち「時間」「お金」は数値で可視化しやすい一方、「意志力」は自分からも人からも可視化しにくいという特徴が。

そこで「お金」や「時間」の使い方を考えるときによく用いられる上記のフレームを、意志力の可視化に応用してみてはいかがでしょう?

意志力の「消費」「浪費」 → 減らす
意志力の「投資」     → 増やす

――そんな理想を踏まえて、自分の「意志力」というエネルギーの使い方を改めて見直してみます。

そもそも「浪費」に対しては引き算のアンテナが立ちやすいもの。
さらに、「消費」も「日々の生活に絶対必要」と思考停止するのではなく、改めて「今の形のままがいいのか?」を検討することで、「投資」に意志力をシフトしやすくなるのではないでしょうか。

参加者からは、様々なコメントや気づきが飛び交いました。

●消費を減らす=固定費を減らすイメージかな?
●お気に入りのカフェのラテ=浪費!とは限らないよね
●自分が「好き」な消費もある
 =「好きではない消費」を減らすことが大切なのかも
●「浪費」や「消費」と思えることでも、そこに自分の喜びがあるなら、
 「いかに投資につなげるか?」という視点で考えてみてはどうだろう?

1日に数多くの選択や判断を迫られている私たち。
そこに「迷うという楽しみ」があるなら、それは手元に残してももちろんOK。
けれど、これだけ多くの選択を迫られている以上、「迷った割に満足度が高くないもの」については予めパターン化したい!ですよね。

このように、本当にやるべき&やりたいことだけ手元に残し、「パターン化=仕組み化」を積極的に導入することが、意志力のむだ遣い防止を実現し、時間とお金の有効活用にもつながります。

この好循環をぜひ目指したいところです!

2.「引き算のワーク」の書き方のヒント

さて、ここからはいよいよ「自分軸手帳」の引き算のワークのお話。

注目すべきは、「やめられるかどうか」を起点にせず、方法は後から探すという考え方です。
まず自分の気持ちを見つめ「やめたいこと、やりたくないこと」を洗い出すことを大切にしています。

ところが、いざ進めてみると「できるかな?」というマインドブロックがつい働いてしまい、なかなか難しいもの。

そこで、ここからは引き算を具体的に考えていくにあたってのヒントを見ていきましょう。

■Step1のヒント

●ヒント1:24時間の棚卸し

「自分軸手帳」を開くと、最初に登場するのが「24時間の棚卸しワーク」。

1.自分の1日を記録し、時間の使い方を可視化
2.振り返る
  1.「幸せを感じた/妨げられた瞬間」は?
  2.それを踏まえ「続けたい/減らしたい/増やしたい」ことは?
3.理想の1日を考える

――一見「引き算」とは別のワークに思えますが、上記の太字のように結果として「引き算」したいこともあぶり出される仕組みになっています。

自分の幸せにフォーカスできるので、自分軸に沿った引き算の足掛かりになるというわけです。

▼24時間の棚卸しワークの詳細はこちらから

●ヒント2:カテゴリー分け

24時間のワークに取り組むには重い腰が上がらない……という方にオススメなのが、こちらのカテゴリー分け。

見渡す範囲を限定することで「ここにストレスがある」「ここに無駄がありそう」という気付きのきっかけに。

自分の「役割」や、1日の「時間帯」でカテゴライズしてみてもいいですね。

●ついつい足踏みしてしまうなら:自分への5つの質問

ここまで取り組んでもなかなか引き算が見つからない、あるいは行動に踏み切れないなら、以下のような質問で自分と対話してみてはいかがでしょう?

ポイントは「自分を自分の親友だと思って問いかけてみる」こと。

そもそも、現状を変えるにはパワーが必要なので、単に自問自答すると「ここのまま私がやればいい」という結論に陥りがちなもの。
ところが、親友にこの相談を持ち掛けられていると思うと、「まぁ自分がやればいいんじゃない?」とはなかなか答えませんよね!

「変えるのは無理」「考えるのが面倒」のマインドブロックを外すのに有効な方法といえそうです。

■Step2のヒント:やめるための方法に悩んだら

具体的に引き算の対象が決まったら、次なる検討事項は「それをやめるための方法」。

具体的な手段に悩んだら、まずはこんな視点から考えてみませんか?

実は、1番のように「それ自体をやめるだけ」(=代替策は用意しない)でも、何の不具合も起こらないことも中にはあるもの。

そうではなく代わりの方法を用意する必要があるなら、2~4番のような方法をベースに「仕組み化」を絡めるのがオススメですよ。

例えばイベント参加者からは、こんな実体験の紹介が。

●洗濯物を畳むのをやめたい
 → 「畳みたい」派の夫の役割にする
  子どもにお小遣いとセットで頼む
  家族それぞれの洗濯物かごに畳まず投入する

●スマホタイムを減らしたい
 → 夫にスマホを預けてしまう

新しい方法が定着するまで、自分軸手帳の「習慣化リスト」とセットにして取り組むのもオススメです!

▼「習慣化リスト」についてはこちらをご覧ください

●「アウトプットは仲間ホイホイ」!?

自分一人で考える以外に、インターネット検索などで先人の知恵を探すのもいいですが――「自分軸手帳部」的にオススメなのは、「困りごとをアウトプット」してみること。

イベント中のコメント欄でも、ある部員が困りごとをポロリと漏らした瞬間に、既にそれに着手した人々からのアイデアや経験談が続々と!

過去のイベントで生まれた「アウトプットは仲間ホイホイ」という名言のとおり、一度発信すると、似たような悩みを持つ仲間や先人たちが次々現れて、きっとあなたに手を差し伸べてくれるはずです。

▼「アウトプット」へのハードルが高い方は、こちらもオススメ!

3.自分軸を育てる、仲間と育てる。引き算ブートキャンプ開催!

そんな「仲間」と共に自分軸を育てることを大切にしている「自分軸手帳部」では、この夏、希望する部員が参加する「引き算ブートキャンプ」を初開催します!

互いの目を程よい刺激にして、重点的に引き算に取り組む2週間。

オンライン上で悩みや経過をシェアすることで行動が加速するのはもちろん、他のメンバーの事例を見て「これも引き算できるんだ!」という気付きにもつながるのでは……!と期待が膨らみます。

イベント終えて

イベント後には、さまざまな気づきや感想が寄せられました!

いよいよ「2023年度版」に向けて始動している「自分軸手帳」。今回レポートしたイベント、そして新たな試み「引き算ブートキャンプ」のように、2年目となる今年、さらには3年目となる来年に向けて、今後も新たなイベント等を続々企画中です。
自分軸手帳部で、みなさんをお待ちしています!


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文責:美穂


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